沖縄南城市(旧知念村)にある史跡。
「御嶽」とは、奄美諸島から宮古・八重山にいたる南西諸島に広く分布している聖地の総称です。
斎場御嶽は、琉球王朝時代に政府が整備した国家的な宗教組織との関連が深い、格式の高い祭祀場でありました。
せーふぁ(霊威の高い聖なる場所)の名前が示すように、巨岩や聖樹に囲まれた空間には、首里城内にある部屋名と同じ名前の拝所があり、当時の王府と斎場御嶽の関わりの深さをみることができます。
沖縄で御嶽【うたき】とは神が降臨し鎮座する聖域のことを指すが、琉球開闢のなかでこの国が七つの御嶽から出来上がったと伝えられ、そのうちの1つがここ斎場御嶽【せーふぁうたき】でありその歴史から七御嶽のなかでも琉球王国最高の聖地とされています。
2000年12月、斎場御嶽は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして、ユネスコの「世界遺産条約」に基づく世界遺産リストに登録されました。
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