最近のオタクの質の低下に嘆いている人が集う場所
質の低下と聞いてまず、始めに浮かぶのが腐女子である。
彼女たちが絡むと純粋にストーリーを楽しめなくなるという意見もある。
私は彼女たちはただ一過性の物であるにすぎないと考えている。やがて若手芸人の如く過去の存在又は落ち着いた位置を築くであろうからだ。
私は彼女たちよりも問題視するべき存在は
オタクの中でのミーハーな人物たちである。
私の勝手な推論だが、電車男以降こういった輩が増えてきたのではないかと考えるのである。
オタクとは、本来ミーハーを嫌う人々を指すものだと私は解釈している。
自分の価値観で嗜好物を選び自分自身でそれを評価する。
そういった唯一な存在がオタクたる人々なのではないだろうか
広い視野と柔軟な考え方
そして強烈なまでの好奇心
オタクとは現代における思想家集団であったはずだ
それが今やオタクの中でも流行りがあり、それに追い付かないとはみ出し者扱いを受けるのである。
これがオタクであろうか
不特定多数のみんなの流行に乗り遅れないようにする。
そんな考えが嫌でオタクになったはず……
なのに今はそれを勘違いしている。
オタクは固定概念からの脱却に成功できた人だったはずではないのだろうか
本質を見極め、評価した上での流行は風化するものではなく、
日に日にその色を濃くしてく
だが、近年では一般人のみならず
オタクの中でも流行りに流される者が増えてきている。
別に流行に乗ることが悪いことではない
本質を見極めるオタクが評価することで
神は生まれるのである。
やはり今の状況はおかしいのではないだろうか
現在のオタクとは何であるのか。
一般人からすればアニメ好き、マンガ好き
かもしれないが
オタク自身はそうは思っていなかったはずだ
それが今のオタクは自分たちをただのアニメ好き、マンガ好き
というカテゴリー化させることで
楽な位置に淀むことを好む
こんなのはオタクでもなんでもないはずだ。
と、私は考える。