比嘉 了 / Satoru Higa
1983年、沖縄県生まれ。プログラマー。
オリジナルなプログラムやデバイスを用いたサウンド・パフォーマンスや、ソフト
ウエア・アートの制作研究を行う。近年は、3次元空間における独自のユーザー・イ
ンタフェースを設計し、それを用いたリアルタイム音響合成ソフトウェア「VP3L」
を開発している。多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻情報デザイン領域情
報芸術コース修了。 http://
作品。此処で閲覧できます。
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活動歴
2006 NIME[New Interfaces for Musical Expression](パリ/フランス)
2006 NTT インターコミュニケーション・センター[ICC](初台/東京)
2007 IPA 2007年度第I期 未踏ソフトウェア創造事業に採択
身体をつかって、プログラム空間としての音風景を体験する
「VP4L」は、比嘉了によって独自に開発された音響合成ソフトウェアを用いたインスタレー ション作品です。
音響が生成されるオブジェクトを配した仮想空間です。「VP3L」からバージョンアップし た本作では、4次元版の「VP4L」となり、音響プログラミング空間内に、もう一つの空間を作 り出すことができるようになっています。
体験者の動きは、上方からモーションキャプチャーにより画像解析されています。そのため、 会場の中央に立ち、身体を動かすことで、空間の変化がグラフィカルに反映され、音響空間に影響を与えます。それによって、映像の動きとリアルタイムに同期した音風景を体感すること
ができます。また、音空間のヴァリエーションは、体験者のインタラクションに反応し、さまざまな種類の音響構成のプログラムを楽しむことができます。