昨今、現代の青少年犯罪の凶悪化や増加、家庭内での問題や凶悪犯罪などに深く心を痛めているのは決して私どもだけではないと考えております。
今こそ、学校や教師、家庭や親はたまた学生などの環境や立場をこえ、共に手をたずさえ、協力し、この難局を乗り越えていく必要が叫ばれていると考えます。
今回このような現状を、共に考え、共に手をたずさえ、共に力を合わせて乗り越えて行くため全く新しい形の教育研究団体「共育塾〜ホンマもんの子育てと教育を考える会〜」を立ち上げる事といたしました。
本団体は?子育てに悩む保護者?教育者をめざす大学生?理想の教育をめざす教職関係の方?そのほか教育に関心を持つ全ての方々を対象に「ホンマもんの子育てと教育」を考える全く新しい考えとスタイルを持つ教育研究団体です。
団体の代表には
テレビやマスコミでも有名な関西京都今村組最高顧問の「今村克彦先生」にお願い致しました。
みなさんの多くは今村先生をテレビのコメンテーターやドラマ「夢の見つけ方教えたる(ダウンタウン浜田さん主演)」のモデル、今村組を通してのドキュメントなどではよくご存じかもしれませんが、今村先生の教育者としての卓越した考えや視点というのはまだまだ報じられていないところが多々あります。
今回、私も関西京都今村組の一員として札幌遠征に参加して今村先生の信じられない瞬間を目の当たりにしました。
犯罪や問題を繰り返し、家庭でも学校でもだれの言う事も全く聞かずに学校も行かず、全ての大人から邪魔者扱いされていたある不良女子中学生が親に連れられ、いやいや今村組の練習場に見学に来た事がありました。
今村先生はその子に会うなり、その子の頭に手を置いて「色々しんどかったやろ・・・」やさしく一言発しました。たった一言です。
それを聞いたその女の子はその瞬間ぽろぽろと涙をこぼし、今村先生にしがみついたのです。
その子はその後、札幌YOSAKOIソーラン出場への本当にきつくてつらい練習を2ヶ月にわたり耐え、今や今村組100人の最前列で踊る子に成長しています。
今彼女は学校にも通っています。
私は「魔術だ!今村マジックだ!」と叫びました。
それを聞いた今村先生は「あほ!魔術でもマジックでもないわ。基本さえ分かれば誰でも出来るんや!」と笑顔で答えられました。
私はその瞬間、「学びたい!」と心から思い、それと同時に多くの人に今村先生を知ってもらい、学んでもらいたいと思い、今回「共育塾=ホンマもんの子育てと教育を考える会=」を立ち上げる事を決意しました。
みなさん、今村先生を中心に私たちと一緒に「ホンマもんの子育てと教育」を考えてみませんか。
みなさんの参加心からお待ちしています。
ホンマもんに楽しく、ホンマもんに勉強になり、ホンマもんに明日が見える集会です!!
「共育塾」実行委員
畿央大学教育学部3回生 門積健太