毎週火曜日夜22時〜『無理な恋愛』(関西テレビ・フジテレビ系全国ネット)
堺正章演じる立木正午さんが好きという方のコミュニティです
立木さんみたいにクサイ台詞をクサイと思わせずサラっとゆえるとこが好き
あの告白はやられる
自分の事よりも何よりもかえでの為を考えるとこが好き
メールの『
』で喜んじゃうとことかめちゃくちゃ可愛い
私も『サイケなハート』を涙を流すほど自分の事を想いながら歌って欲しい
ドラマを見る度、立木さんの想いに切なくなる
私もかえでみたいに愛されたい
それは、やっぱり年齢や経験、人柄、余裕やお金…色々あるんでしょうけど、伝え方や振る舞いはめちゃくちゃスマートで、女心をくすぐられますよね
そんな立木さんが好きな方、立木さんの恋を応援したいって方は是非ご参加お待ちしております
2008年04月08日〜2008年06月17日
公式サイトhttp://
2008年05月21日『忘れもの/サイケなハート』発売
こちらもよろしくお願いします→堺正章【サイケなハート】
http://
堺正章インタビュー
Q: クランクインから約半月。民放連続ドラマ13年ぶりの主演はいかがですか?
A: 歳を重ねたぶん、自分の演技のやり方が少しはあります。でも今回は、芝居するより“表現する”ことを目指しています。
あまり芝居芝居しないようむしろ抑えて、自分の中の方向性がぶれないように。
脚本が上手く出来ていますからね、あまり過剰にならず、ドラマという白線のちょっと内側に立ってやろうかなと。その中で皆さんにどんな風に伝えていくことが出来るだろうって、楽しんでいます。
Q: 立木正午は堺さんご自身の年齢にも近い設定ですが・・・?
A: ボクらの年齢が30代の女性にどんな想いを抱くんだろう、という点では(立木という役を通して)興味がありますよね。
ドラマの中では龍彦(徳井義実)というエネルギーとパワーはあるけど金はないっていう若者も出てくるし、こっちは適度に安定しているけど歳をとっているし、そういった世代間のものの考え方の違いは必ずあると思います。
ボクらは戦後すぐに生まれて育った環境で、東京タワーが建つのを凄いなって見てきたり、携帯電話なんて珍しいものでしかなかったですからね。今の若者は便利なところからスタートしているのが普通で、彼らには彼らの恋愛の仕方が確かにあるとは思う。
ボクらは多少なりとも苦労しながら懸命に食っていかなくちゃという世代で・・・、うん。今の時代は早すぎるわ(笑)。いろんなものが便利になりすぎて、恋も便利になっちゃうのかなって、ボクなんかはそこに抵抗があるわけです。
そんな世代間のギャップもありつつ、60歳男のストレートに気持ちが告白できない姿に、勇気を持って行けよと背中を押してもらえるドラマになるといいなと思いますね。
Q: 立木の世代はとても元気な世代ですよね。この世代のこれからの可能性をどのように思いますか?
A: そこ、テーマですよね・・・!もうドラマも越えたテーマだと思います。
ボクは定年退職のない世界に生きていて、自分が元気で求められるものがあれば成立します。
でも、会社に骨を埋めようと決めてやってこられた多くの方々、団塊の世代の方々が、そこからふっと外れていく時代が到来している。
一番経験豊かで、一番元気で、確かに固まっちゃってるところもあるだろうけれど、そのぶん知識も知恵もある方々が辞めていかなきゃならないベルトコンベアみたいな時代。定年をもっと遅くしてもいいんじゃないかとも思うくらいです。
ボクは思うんです、“人生は定年がない”。ずっとつながって生きていくんです。
定年して肩書きを外され、ただの“だれのだれべえ”になったとき、すごくショックだろうしわびしさもあるし、次の日も背広着てバス停に立っちゃうもんだよね。働き盛りの人が赤いちゃんちゃんこを着せられて「後はご自由にどうぞ」と言われちゃうことに、男の切なさはどうしてもありますよ。だって、まだまだ元気なんですから! ボクはよく言うんです、“仕事はやりがい、人生はいきがい”。
やりがいの仕事には報酬があり、生きがいの人生は逆にちょっとお金を出してでも得るものじゃないかって。リタイアしようが、しまいが、生きがいは人生に連れ添ってくれるものです。
すぐ見つかるものでもないから、早めに見つけたほうがいいんじゃないかな? モノや趣味だけでなく、友人という大きな財産もありますよ。日本人は欧米人に比べて“引退下手”だからね(笑)。
スパッと引退する勇気や輝きを持って、次はいきがいを生きていくんです。子どもは入ってくるなよって言うくらい“大人だけの世界”を作ってもいいんじゃないでしょうか。 ドラマの立木という男を見て、こんな風に生きる男もあるのかって、見る方がそれぞれにメッセージを受け止めてくれるとうれしいですよ。
Q: 恋のお相手・かえでを演じる、夏川結衣さんの印象はいかがですか?
A: 男っぽい人ですね(笑)。竹を割ったような性格の女性だと思いました。付き合ってもベタッとならない、個人がしっかりあるスタンスで、頑張ってきた人だろうなって分かります。 だからといって人を寄せ付けない感じもないし、そのつかみづらさがまたいいんですよ。
女性が自立する時代と言われてずいぶん経ちますが、その中で生きてきた女性は自立心を持っていますよね。そんな女性が男性に接したとき、恋をして女性本来のものが出てくるのか、それとも恋愛は二の次で自分の道を進んでいくのか・・・。
一人の人間として社会に立ち向かっている、今の時代の女性の象徴ともいえそうな彼女の役(長野かえで)がどんな風に変わっていくのかもドラマの見所です。 また反面、そんな女性の生き様を見て男は、大変そうだな、頑張っているなと思いつつ、この人に恋をしてどうやって打ち砕いていけるだろうか、心の中に入っていけるだろうかと悩むこっちは分別ある60歳男・・・。いやもう、一筋縄ではいかないです(笑)。
とにかく、今までにないドラマですよ。ボク(立木)と彼女(かえで)の年齢差での恋愛がどう展開するのか・・・、距離は縮まるのか・・・、成就しないほうがいいのか・・・。もう大変でしょ!? なにせボク(立木)は気持ちを打ち明けてさえないんですからね! ドラマチックな反面これはギャンブルでしょ(笑)!
Q: ドラマをご覧になる皆さんにメッセージをお願いします!
A: 簡単な恋愛はボク(立木)にはできないから、サイドブレーキを引いてアクセルを踏むという、どっちなの!? どうしたいの!? ・・・そんなもどかしさも含めて(笑)、第一話から観ていただきつつ二人の行方を追っていただければと思います。
心の色合いの変化していくグラデーションを、きっと楽しんでいただけると思います!