「オレの音は真似できても、スタイルまでは誰にも真似できない…」と彼自身が言う様に、KDJやビートダウン・サウンドを継承しつつ、そのソウルやファンク、ディスコをルーツに持つデトロイトのハウス・サウンドとBasic Channelらが見せたミニマリズムを掛け合わせた創造性豊かな作品には、度肝を抜かれる。
Moodymann,3 Chairsに続くデトロイト新世代のアーティスト、OMAR-SことAlex O Smithが自らのサウンドをTHE MOTOWN MINIMAL SOUNDと言い放つ...
OMAR-SことAlex O Smithは自身のレーベルを立ち上げ、ホワイト盤に手書きのラベルのみといった、特異なスタイルで数枚の12インチをドロップ。それが瞬く間に3 CHAIRSのRick Wilhiteが運営するレコード・ショップ"VIBES"経由ででローカル・ヒットを呼ぶ。ここ日本でも熱心なデトロイト・ファンの間ですぐに噂は広まった。
彼の織りなす音のスタイルは唯一無二。
また、OASIS 名義の作品も、素晴らしい。