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↑以下の文章は全て「5月20日21時46分配信 読売新聞」(上記URL)からの引用です。
[死者4万人超え、倒壊家屋は536万戸に]
5月20日21時46分配信 読売新聞
【北京=佐伯聡士】中国の四川大地震から9日目の20日、中国政府は、地震の死者が四川省や甘粛省などすべての被災地で前日の発表より約6000人増えて4万75人に、負傷者が24万7645人に達したと発表した。
地震で倒壊した家屋は約536万戸に上るという。被災地での余震は20日午後までに計6500回を超えた。今後も、余震と降雨が予想される中、救援活動に当たる政府・軍は「二次災害」への警戒を強めている。
華僑向け通信社「中国新聞社」(電子版)は20日、マグニチュード(M)5・0の余震が同日未明に起きた四川省平武県で、山崩れにより家屋が損壊するなど大きな被害が出たと伝えた。19日に復旧したばかりの道路10キロもすべて寸断され、住民らは再び閉じこめられた状態にある。具体的な死傷者の状況は不明という。
被災地では依然として物資の不足が深刻で、四川省当局者は20日の記者会見で、さらに300万張り以上のテントが必要なことを明らかにした。民政省当局者も同日、「500万人余りが帰る家がない」と語った。
中央テレビによると、温家宝首相は20日午後、地震対策本部の会議を開き、5月30日から、被災地に毎日テント3万張りを運び込み、1か月で90万張りを増やすなど救援活動強化を決めた。
また、中国共産党機関紙・人民日報(電子版)によると、衛生省は、感染症防止のため、25日までに、防疫担当者計2500人と衛生監督チーム1000人を被災地に増派するという。
一方、李克強・筆頭副首相は20日、震源のブン川県に入り、救援状況を視察した。(ブン川県のブンはサンズイに「文」)
最終更新:5月20日21時46分
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