これは、産業革命によって空は灰色の雲に覆われ油で薄汚れた建物が建ち並ぶ町に住む旋盤工の少年の宇宙をも切削しようとする壮大な品物である。
いつもと変わらないレポートと実習に追われる毎日。
家に帰れば、くそうるさいじじぃに切削の練習をさせられる。
暗い町。油くさい町。作業着が歩く町。・・・・こんな町最低だ!!
でも、僕はこの町の外でどう生きていけばいいかを知らない。
僕は鮮やかな世界への出口を知らない。
・・・今日も旋盤の前へ立つ僕。センタを合わせ、チャックを締める。
左手の人差し指でスイッチをいれようとしたとき僕は太陽の明るさに反射的に目をつぶった。それにつづく轟音に耳をふさいだ。
そう。降ってきたんだ。僕の運命の潤滑油が・・・
製作・企画
Tokyo Fukinshin Boys of TMCT
日本ジャスティ塑性加工学会
JIS
・・・この作品を日本を支える熱きEngineer諸君に送る。・・・
関連ワード
宇宙・旋盤・工業・TFB・バイト・エンジニア・ロボット