広島県豊田郡安芸津町(東広島市)出身の元関脇。
昭和での入幕最後の力士で、対戦した全ての横綱に勝利した上位キラー。
インタビュールームでの渋さがまたよかった!
千代の富士時代、横綱不在の戦国時代、曙貴時代、朝青龍時代と4つの時代を幕内力士として土俵に上がっています。
両腕ではさみつけて、相手の動きを封じる相撲や、しぶとさが魅力。
あの巨漢小錦にでさえ、真っ向の力勝負で圧倒し、対戦成績もよかったですね。
しかし、スピードが遅いのと怪我が重なって、大関には・・・。
特に平成7年初場所、春場所と11勝4敗で大関が近づきましたが、体調不良で夏場所7勝8敗に終わってしまいました。
親方になった今、いい弟子を育てていって欲しいです。
本場所になると、必ず1回は向上面解説に姿を現します。
あくまで冷静で辛口な解説は、上位に上がる難しさが伝わります!
最近弟子入りした、同じ広島県出身の安芸乃山、安芸乃川が楽しみですね!
昭和42年(1967年)3月16日生まれ。
昭和57年(1982年)春初土俵
昭和62年(1987年)名新十両
昭和63年(1988年)春新入幕
昭和63年(1988年)九新三役
平成元年(1989年)夏新関脇
平成11年(2003年)夏引退
金星16・・・歴代1位
三賞19回(殊勲7回、敢闘8回、技能4回)・・・歴代1位
幕内91場所で647勝639敗78休
困ったときには