スイス、チューリッヒ出身のシンガー・ソングライター。年齢非公開。
10代前半からレゲエをはじめファンク、ソウル、ジャズ、ヒップホップなど、あらゆるブラック・ミュージックの虜になっていたリー。8歳の頃からピアノを弾き始め、9歳の頃から曲を書き始める。18歳の時、1年間かけて自身が求める正しい歌、完璧なサウンドを探すためにジャマイカのキングストンにある音楽学校に行くために単身ジャマイカへ。カリブ海周辺のミュージシャン達とのセッションは、彼に一生涯残る影響を与えた。
その後、ニューヨークにあるQuad Recording Studiosに勤務、アリシア・キーズ、カニエ・ウエスト、セリア・クルースらのレコーディングにも立ち会った過去もある。その後、人気ソングライターのPenny Framstadに出会い、彼がロサンゼルスにて開催するワークショップに参加、リーのソングライティングが開花することとなる。それらの経験を機に自らが求める新しい音、新しいリズムを創造していく。
その結果がデビュー・アルバムとなる「Inner Exile」という形で発表された。ルーツ・レゲエ、ブルース、カントリー、ソウルを横断し、魅惑的なリズムとは裏腹に激しいリリック、美しいメロディが結合したデビュー作にして傑作となっており、本国スイスでのリリースを筆頭に、2008年に入りヨーロッパ各国、USと順次リリースしていく。ここ日本でのそのレイドバックしたサウンド、レゲエなヴァイヴスなのでブルース、フォークの要素もある、という唯一無二なサウンドとして話題となる。日本のカルチャー・アイコンでもある藤原ヒロシ氏やサーフ・ロック/オーガニック・レゲエなサウンドで人気を博すRicke-G氏もLeeのサウンドを絶賛しコメントを寄せた。 それら1stアルバムの成功により、またここ日本でも着実にファンを増やし2009年【GREEN ROOM FESTIVAL09】に出演。1人アコースティック・セットでパフォーマンスを披露し、その懐の深さをアピールした。2009年11月すでにJapan Tourで再び帰ってくることも決まっている。 またリーは”Slingstyle”というドラム、ベースの独自のリズムパターンのスタイルを開発。いわゆるレゲエ・ビートとは絶妙に違うこのリズムが多くの人々を虜にしている。
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