日蓮大聖人の仰せのままに大折伏戦を展開し、
熱原の三烈士と共に三類の強敵を呼び起こす日興上人。
この命懸けの法戦によって日蓮大聖人は、出世の本懐を成就される。
日興上人を通じて日蓮大聖人の御法門を拝す時、
すなわち日蓮大聖人と日興上人の師弟の中にのみ、真実の仏法が脈打つ!
:『立正安国論』
日興上人・写本
【略年譜】
1246(寛元4年)
3月8日
山梨県鰍沢に生まれる
1258(正嘉2年)13歳
岩本実相寺で日蓮大聖人の弟子となる
1261(弘長元年)16歳
5月
日蓮大聖人の流罪地・伊東に赴き随従給仕
1271(文永8年)26歳
10月10日
佐渡へ、依智の本間邸を大聖人に随従し出発。
日蓮大聖人流罪地・佐渡で随従給仕
1278(弘安元年)33歳
3月
幕府へ訴状を出す
(国家諫暁)
[四十九院申状]
1279(弘安2年)34歳
9月21日
熱原法難
10月12日
日蓮大聖人より
本門戒壇の大御本尊を親付
1281(弘安4年)36歳
日蓮大聖人の使者として、
[園城寺申状]を天奏
(当宗史以来、初)
1282(弘安5年)37歳
9月
日蓮大聖人より
一期弘法付嘱
(身延相承書―総付嘱書)
10月13日
日蓮大聖人より
身延山久遠寺の別当職を命ぜらる
(池上相承書―別付嘱書)
10月25日
久遠寺別当就任
1289(正応2年)44歳
1月末
身延、離山
1290(正応3年)45歳
10月12日
大石寺、創立
1298(永仁6年)53歳
2月15日
重須に日蓮大聖人の御影堂、完成
この頃、新弟子が結集する(後世新六の本)
参考:
本六人
日目・日華・日秀・日禅・日仙・日乗
新六人
日代・日澄・日道・日妙・日毫・日助
1330(元徳2年)85歳
10月10日
日目上人を本門弘通の大導師に定める
1333(正慶2年)88歳
1月13日
遺誡置文二十六箇条を定める
2月7日
重須本門寺にて、御遷化。
【参考文献】
新編
日蓮大聖人御書全集
編年体
日蓮大聖人御書
仏教哲学大辞典
富士 日興上人詳伝
堀 日亨著
富士宗学要集・第五巻
■宗史部:
日興上人略伝
(日霑上人 記)
日興上人身延離山史
立正安国論講義
(聖教新聞社)
大白蓮華 2008.5
『君よ 生涯、
師弟不二の大道に生きよ!』(日興上人の峻厳な闘争に学ぶ)