喫茶 寺珈屋(てらこや)
明石駅の少し東側にある喫茶店
徒歩2分ほど。
60歳を越えるパイプの似合うマスターが
30年以上も前に家の倉庫を改装し、openさせた隠れ家的喫茶店。
外観
時代を感じさせる蔦がうっそうと茂り、壁画が描かれている。
外からは店内の様子はうかがえない。
なにも知らずにここに入った人は、かなり勇気のある冒険家だ。
店内
薄暗い店内には北極・南極以外の世界のほとんどの国々を放浪してきたというマスターが各地で集めてきた時計や雑貨、また、多くの写真や絵画、漫画などが店内にあふれ、時間と日常を忘れさせてくれる不思議な空間。
マスターはかなりの冒険家であり、自由人
大きいメガネにパイプをくわえ、コーヒーやチャイを作りながら若い頃の話をいっぱいしてくれる。
どんなささいな相談にも乗ってくれ、心理学を用いた占いもしてくれる。
だからいつ行ってもこの店には多くの常連さんがいて、時にはその常連さんたちとも仲良くなってしまう、不思議な空気がここには流れている。
店内にはピラニアや陸ガメ、大蛇もいる。
(2009年、この生き物たちは全部死んでしまった。)
愛犬だったゴールデンレトリバーもこの年(2009年)に亡くなってしまい、
寂しさから真っ赤なオートバイを購入。
このオートバイは店内に置かれていて、マスターいわく
「ベンツが買える値段」がするらしい。
マスターと話していると、とっても多くの名言が聞ける。
マスターと話していると、自然に勇気と元気が湧いてくる。
てらこやのソファーやイスに座り、珈琲やチャイを飲むだけで、気持ちが落ち着く。
また、ここはただの喫茶店ではなく、不定期的にライブやコンサート・個展などが開かれる。ジャンルにとらわれない、ただただ音楽やアート、そしてマスターを愛する人々がこっそりと集い、身近に楽しむことができる空間がここにはある。
かつて、てらこや特製カレーがあったが、今現在food類はなし。
マスターの精神は
「腹が減ったらコンビニで買って来い。」
よって、店内には持ち込み自由である。
寺珈屋(てらこや)
明石市東仲ノ町10−9
TEL:078−911−2162
OPEN:11:00〜20:00
(※マスターの気まぐれで前後あり)
定休日:木曜
(※毎週木曜日は占いの日。事前に予約すればみてくれる)
困ったときには