水中毒ってご存知ですか?
水を一気にたくさん飲んでさまざまな症状が現れることを水中毒と言います。
また、文字通り水をたくさん飲まずにいられない病気のことは『病的多飲水』という呼び名がありますが、こちらを『水中毒』という範疇で括ってしまっても宜しいかと考えます。
その症状とは、具体的には、吐き気、けいれん、幻覚などであり、水の吸収量に排出量が追いつかなくなると最終的に死亡します。
アメリカでは、ゲームをめぐるコンクール(水をどれだけ一気にたくさん飲めるかを競う)で女性が死亡したケースさえあります。何もないようでいて、意外と恐ろしいのが水なのです。
また、統合失調症と合併することが多いと言われます。
ここは、水中毒で苦しんでいられる方、または水中毒の方が近くにいて、助けになってあげたい方などの集う場所にしたいと思います。
以下Wikiの引用
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水分の過剰摂取が直接の原因である。
水中毒は統合失調症の患者に多いことが知られており、これは詳しいことは不明だが抗精神病薬の副作用とバソプレッシンの持続的分泌が関係するという説がある。この説では、抗精神病薬の長期投与によって視床下部の口渇中枢およびバソプレッシン分泌細胞のドーパミン受容体感受性が亢進する。このため口渇とバソプレッシン促進によって腎臓からの水分再吸収が盛んになり血漿浸透圧が減少するが、ナトリウムの再吸収は行われないため低ナトリウム血症を引き起こすとされる。
抗精神病薬を服用していなくとも、極端な水分の摂取をすれば水中毒は起こり得る。例としては、2007年1月12日に、カリフォルニア州サクラメントでラジオ局が主催した大量の水を飲むことを競うイベントにて、水中毒による死者を出してしまったことが挙げられる。7.6リットルの水をトイレに行かずに飲み干した28歳の女性が翌日に死亡し、検死の結果、水中毒であることが判った。