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永瀬清子

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詳細 2022年3月14日 02:10更新

 永瀬清子

1906年 0歳 岡山県熊山町松木に生まれる
1909年 3歳 金沢へ転居 英和幼稚園に入園、中原中也も同幼稚園に通園
1912年 7歳 石川県師範学校附属小学校に入学
1922年 16歳 石川県立第二高女卒業 父の転任により名古屋へ移転
1924年 18歳 『上田敏詩集』を読み詩の道を志す 愛知県立第一高女高等科英語部へ入学 佐藤惣之助に詩の実作について指導をうけ、同人誌「詩之家」(佐藤惣之助主宰)に加わる
1928年 22歳 結婚する 大阪森小路に新居をもつ
1930年 24歳 処女詩集『グレンデルの母親』刊
1931年 25歳 東京に転居する。同人誌「時間」(北川冬彦主宰)に加わる
1933年 27歳 宮沢賢治『春と修羅』を読み、覚醒の感を覚える
1934年 28歳 宮沢賢治追悼の会に参加、出席した人々と偶然「雨ニモマケズ」手帳を発見する
1940年 36歳 詩集『諸国の天女』刊
1945年 39歳 岡山県熊山町松木へ疎開する
1946年 40歳 初めての農作業 同人誌「文学祭」に加わる
1947年 41歳 詩集『大いなる樹木』刊 「詩作」創刊、これに加わる
1948年 42歳 詩集『美しい国』刊
1949年 43歳 第一回岡山県文化賞受賞
1950年 44歳 詩集『焔について』刊
1951年 45歳 散文集『女詩人の手帖』刊
1952年 46歳 「黄薔薇」(永瀬清子主宰)を創刊する
1954年 48歳 詩集『山上の死者』刊
1955年 49歳 アジア諸国民会議(インド開催)に出席する
1963年 55歳 国際連邦岡山県協議会事務局に勤める
1965年 59歳 岡山市南方に転居する
1969年 63歳 『永瀬清子詩集』刊
1972年 66歳 詩集『海は陸へと』刊
1974年 68歳 『短章集』刊
1977年 71歳 『短章集』および、それ以後に書き綴った同種の文章を集めて、『蝶のめいてい』(『短章集』の改題)『流れる髪』刊
1979年 73歳 『永瀬清子詩集』刊(1969年の『永瀬清子詩集』とは別の詩集)
1980年 74歳 短章集『焔に薪を』刊 散文集『かく逢った』刊
1982年 76歳 『続 永瀬清子詩集』刊
1983年 77歳 『私は地球』刊  散文集『うぐいすの招き』刊
1984年 78歳 短章集『彩りの雲』 夫死去
1987年 81歳 詩集『あけがたにくる人よ』刊 共著『近代岡山の女たち』刊
1988年 82歳 岡山にて永瀬清子詩画展を開く
1995年 89歳 死去 遺稿詩集『春になればうぐいすと同じに』刊



『短章集』から

 世の中は孤独な男性と

 世の中は孤独な男と孤独な女とから成っているが、もしそれがそうでなかったら少なくともいい詩は半減しているだろう。そうすれば孤独の事情もやや慰められる。どんな悲しむべき事情にも一点のよい面はあると云うものである。
 詩を書く以上は絶対の絶望はあり得ない。そうした無言の根拠が長く詩を書かすのである。
 そしてすぐ幸福になれる人は詩を忘れる。又それでよいのだ。詩が多すぎる必要はない。
                               」


 『短章集 続』から

願望

 詩は、詩人の魂がどのように向かい、求め、願っているかののぞき口である。
 面白い詩というのは、使われている言葉が楽しく愉快な用い方がしてあることも勿論だが、それよりその詩人の魂にこちらが新鮮な驚きを感じることであり、うるわしい詩というのは書かれている対象がうるわしい花鳥や外景などであるからではなく、逆にそれらが、こちらの予想できないほど異色の感動或いは願望によってその詩人からみつめられている、その事を見てとる事にほかならない。
                                   」


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2008年2月29日

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