Misha Mengelberg(ミシャ・メンゲルベルグ)
1935年6月、旧ソ連・キエフ生まれのオランダ人ピアニスト。40年代末にデューク・エリントンを聴いてジャズに惹かれ、58年から6年間ハーグのコンセルバトワールに学ぶ。其の頃からジャズと現代音楽の作曲を手掛けるようになり、64年にエリック・ドルフィーの「ラスト・デイト」でレコーディング・デビュー。以降ヨーロッパ・フリー・ジャズ・シーンの中心人物として、ハン・ベニンク、ウィレム・ブロイカー等とICPを設立して活躍。現在に至る。
彼はよくセロニアス・モンクに似ていると言われるが、モンク同様の自由とユーモラスに満ちた演奏に加えて、彼独特の瞬発力の素晴らしさとスピード感溢れるスリリングな演奏スタイルは、デビュー以来一貫して変わることが無く、常に前進し続けている。
困ったときには