4つの原型を高める参考文献、音楽、映画、行動などを紹介しあうコミュニティーです。
参加する方は、各自一つネタを載せてください。
エドウィン・コパード曰く、人間のエネルギーには4つの原型がある。
以下、ジェームス・スキナーの講演から抜粋。
戦士:生命力。自分の命を守る力。闘って命を守る力。バイタリティ。実行力。弱い戦士が毎日感じる感情は、「恐怖」。やらなくてはいけないことはわかっているが、踏み切れない。戦死のエネルギーを高めることで、やり遂げることができる。恐怖を消すことで、新しい感情が芽生える。強い戦士の感じる感情は、「勇気」。ストレスとは身体に対する危険信号。戦士が弱ると病気になる。
境界線を作る。国境を作る。境界線を越えてくる者を防ぐ。生活に規律・しつけをもたらす。戦士に向かって朝4時に起きろと言えば、起きる。これは、強い戦士のエネルギーを持っている人の証。
自分が決めたルールを守ることができる。自分がやると決めたことを実行することができる。
個人でも、会社でも、国でも、戦士が必要。勇気は自分の勝手。どんな激しい戦場でも、勇気を表している人はいる。
恋人:境界線を飛び越えて他の人と関係を築く力。連携する力。ラポールを作る力。誰にでも存在する。恋人が弱っているときの感情は「寂しさ」。自分は一人でいるのではないか、他の人とつながっていないのではないかという気持ち。恋人を成長させると芽生える感情は、「愛」。愛のあるところに寂しさはない。マイナスの感情を消せるのはプラスの感情しかない。「愛」は、相手には関係ない。相手を思いやること。相手の成長を願うこと。愛することは自分の勝手。
大切なのは、今自分のレベルはどうかではなくて、昨日より今日、去年より今年、勇気、愛、を持てているかどうか。どこへ向かっているかどうか。
魔法使い:変化する力。生活の中に変化を望んでいる人は高めることが必要。時間は必要ない。魔法使いは時間に制限されないエネルギー。昔からの表れは、錬金術。鉛を金に変える術。自然の理を観察・分析・理解している人たちの暗号。魔法使いは高い塔の上から世界を観察している。世界を観察すると、全てのものは進化しつつあるか、死につつあることがわかる。錬金術とは、万物の進化と成長を応援すること。原材料をより価値のあるものにかえること、それはどの企業もやっていること。お金作りに悩んでいる人は魔法使いのエネルギーを高めれば、物の価値を高め利益を出す方法を教えてくれる。
魔法使いのお金を稼ぐよりもっと大切なことは、万物の進化を応援すること。
魔法使いのエネルギーが弱っているとき感じる感情は「退屈」、退屈な毎日を過ごしている人は、魔法使いが弱っている。これに対する感情は、「好奇心」。すべてのものを理解したい、知りたい、という感情。問題解決の感情。好奇心で対応すると、問題はたいしたことに見えなくなる。非当事者意識を保つことができる。どんな困難も、「これはおもしれえ、見たことねえ」と思える。恋人で対処すると大変。
王様:ビジョンを打ち出すエネルギー。あなたはなぜここにいるのか、どこへ向かっているのかを打ち出すことができるエネルギー。多くの人が間違えるのは、その答えを魔法使いの分析力で見出そうとしたり、恋人で人との関係からのみから見出そうとしたり、戦士でまいにち目いっぱい行動することで見出そうとすること。どれも上手くいかない。もっと奥深くから答えを探す必要がある。
もうひとつの役割は、自分自身を知ることができることに加えて、他の人を知り、その働きを認めることができるエネルギー。
王様が弱っているとき感じる感情は「うつ」。自分自身をひきつける将来のビジョンがない。明日、来月、来年、自分はこのためにがんばっているんだ。どうしても生きていなくてはならないという気持ちがなくなったときに感じる感情。
逆に、王様が強くなったときの感情は「感謝」。本当の王様は、自分自身では何もできないことを意識している。靴の紐すら結べない。料理一つできない。全部国民がやってもらわないといけない。自分のビジョンを支えてくれるすべての働きに対して、常なる感謝が沸いてくる。生活の中で王様を高めたいのであれば、感謝すること。朝の一番目の質問は、「私は今、何に感謝しているだろうか?」。品格ある王様の特徴は、みんなが忘れている人に感謝すること。
成功を妨げる感情「恐怖」「寂しさ」「退屈」「うつ」。それを感じたら、弱っているエネルギーを高める行動をとればよい。そうすれば、「勇気」「愛」「好奇心」「感謝」が沸いてくる。
困ったときには