Renata Ersilia Clotilde Tebaldi
(ソプラノ、1922年2月1日−2004年12月19日)
ヴェルディ中期からヴェリズモ(※)に至るイタリア・オペラのレパートリーにおいてテバルディの歌唱は非の打ち所がない。豊麗な美声を駆使した柔軟な表現は万人を唸らせる強い説得力を持つ。
そんな1950年代から60年代にかけてのミラノ・スカラ座の黄金期に活躍したテバルディのファン・コミュニティです。
(※)マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』(初演1890年)
レオンカヴァッロ『道化師』(同1892年)など
イタリアのペーザロに生まれ、パルマのアリゴ・ボーイト音楽院でカルメン・メリスに師事し、1944年『メフィストーフェレ』のエレーナ役でデビュー。その後トスカニーニに認められ、46年のミラノ・スカラ座再開記念コンサートに出演し、一躍注目を浴びた。以来、50年にロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場、51年にパリ・オペラ座、54年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場、58年にウィーン国立歌劇場など、欧米各地のオペラ劇場に招かれ、大歌手としての地位を揺るぎ無いものにした。
レパートリーはヴェルディ、プッチーニ、ヴェリズモ・オペラのヒロインなど。
マリオ・デル=モナコ、フランコ・コレッリ、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、ジュリエッタ・シミオナートなどの名歌手と共演し、数々の名舞台とともに優れたレコード録音を残している。
61年9月〜11月に第3回NHKイタリア・オペラ公演で来日してマッダレーナおよびトスカで絶賛を浴び、また73年にもコレッリとのジョイントリサイタルで来日している。
(出典:DECCA ,Wikipedia ,amazon)
困ったときには