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マーク・マグワイア

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詳細 2018年8月18日 16:46更新

覚えていますか?あの熱狂を。 
確かに薬物で身体を増強していたのは事実です。
しかし自分はあの興奮を、それだけの理由で、無きものにすることは出来ません。


マーク・マグワイア(Mark David McGwire、1963年10月1日 - )は、アメリカカリフォルニア州出身の元メジャーリーグ選手である。南カリフォルニア大学卒。オークランド・アスレチックス、セントルイス・カージナルスに在籍。右投右打の内野手。

1998年に当時の新記録となる1シーズン70本塁打を放った。通算583本塁打は引退当時歴代5位の実績である。

1986年8月22日にメジャーデビューし、1987年には当時のメジャーリーグの新人の本塁打記録(38本)を上回る49本塁打を放ち、本塁打王を獲得すると共に、満票でア・リーグ新人王に選出された。

1996年から1999年のシーズンまで4シーズン連続で50本塁打以上を放つ。その打球速度の凄まじさは、木田優夫曰く「マグワイアが打席に入るたびに、危険なので3塁コーチがフェンス際まで避難するほどだった」という。アスレチックス時代はチームメイトのホセ・カンセコと共に本塁打を量産し、バッシュ・ブラザーズと呼ばれた。1997年のシーズン中の7月31日にオークランド・アスレチックスからセントルイス・カージナルスに移籍する。

1998年にはサミー・ソーサとの本塁打王争いを演じ、最終的に1シーズン70本の当時の新記録を達成し、ソーサと共にスポーツ・イラストレイテッド誌の「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」に選出される。同年にロジャー・マリスのシーズン61本塁打の記録を破る試合にマリスの一族を招待した。

なお、当時から薬物の使用を認めていたが、当時はMLBでは禁止されていなかっため批判は比較的少なく、記録に疑問を持つ人は少なかった。だが、道義的に良くないと追求されたため、翌年から薬物をやめた。

2004年の薬物疑惑スキャンダルで米議会で証人喚問された際、薬物使用を問われ、「過去の自分の行為は現在のスキャンダルとは無関係なのでお答えできません」と涙まじりに議員に懇願した。

現在では、1990年代後半のホームラン量産はドーピングによるものであったことが確実視されている。その影響で評価は急落し、ドーピングが大きな問題になる前は殿堂入り投票の資格を得る2007年で、確実に殿堂入りすると見られていた。しかし545票の記者投票のうち、23.5%の128票しか集めることが出来ず、以後も風当たりは厳しいため殿堂入りは困難と見られている。

(wiki参照)

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