こんな歌を御存知だろうか。
「なみだばし川面にうつるコップ酒。」
読み人知らずである。
大穴に一縷の望みを賭けて
人生に大穴をあけたひとたち、
いわゆる崖っぷちを行く男達を
飲み込んで濁流と化してた。
そんな時代がありました。
どこか、後ろめたさを背に、うつむきながら
ゾロゾロと、繋がって帰る螻蛄(おけら)街道。
家路には何が待つのやら。
来たときの足色とは、明かに違う、
重い疲弊を引きずりながら、
辛うじて残った小銭で買ったコップ酒。
川の欄干に肘を乗せ寄りかかり、
今日、逃がした夢のかけら、
ちくっりと飲る、
うなだれて、うつむけば、
夕焼けに照らされた川面がさみしくひかる、
ふと見れば自分の手に持ったコップ酒が、
なにやら頼りなく揺れて見えたという意味の歌でしょうか。
紳士淑女が集うある種社交場
サロン化した貴族のスポーツなんぞとは大違い。
かつて競馬場には
汗と涙にまみれた生身の世界がありました。
それが今やどうです。
何が変わってしまったのでしょうか。
移ろいゆくときのなかで
それでも、変わらないのは、
なにも、吹く風だけではないような気がして。
競馬場の今昔。
取った馬券、取れなかった夢馬券、
悲喜こもごもの人間模様。
運のこと、出目研究のこと、関わった
袖すりあった人などなど
教えてください。
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