☆納豆ボールとは?☆
経験者のみなさんには説明は不要だと思われますが、万が一納豆ボールを知らない・初心者だから詳しいルールがわからない、という人のために一応説明しておきます。
競技場は縦50m、横50mの正方形の体育館。
そこに1mの高さまで納豆を敷き詰めます。
そこに重さ2キロ、直径8センチの鉄球を108個ランダムに投げ込みます。
簡単に言えば、2チームでその108個の鉄球を奪い合うスポーツです。
試合時間は30分ハーフ。休憩は5分で、その間選手は体力回復のために競技場内の納豆を食すことが許可されており、その分減った納豆は、アンパイアによって随時補給される。
次に、1チームのメンバー数は7〜8人。ポジションはセカラシャー、ドスコイヤー、シノビナイヤー、キーパーの4つで構成されています。
次に、それぞれのポジションの基本的な役割について説明します。
・キーパー
チームの要的ポジション。前半終了時、後半終了時にこのキーパーが持っていた鉄球の数がチームの総合得点となる。ただし、キーパーは1チームに一人。
・セカラシャー
チームの司令塔。納豆の中から鉄球を探し出し、キーパーに鉄球を運ぶポジション。もちろん、投げてパスしてキーパーまで運ぶのもルール上認められている。
・ドスコイヤー
キーパーにアタックして、(ここでのアタックはいわゆる恋愛におけるそれではない)ボールを奪い取る(またはこぼさせる)ポジション。やりすぎないかぎり、格闘技並みの攻撃がルール上認められている。
・シノビナイヤー
ドスコイヤーからキーパーを守る、チームの壁的ポジション。
ドスコイヤーの攻撃に耐えうるだけの肉体を持つ者でないと、命を落とすこともある。
また、選手は納豆中での呼吸法、口から納豆を吸い込み、鼻からねぎを排出する「納豆呼吸」を身につけておくことが望ましい。現在世界で納豆呼吸を出来る選手は2人。「納豆呼吸」は「納豆さえあれば呼吸できる」という観点から、宇宙研究の本場、NASAにも評価されたほどである。
なお、試合に使用した納豆はスタッフがすべておいしくいただきます。
☆納豆ボールの誕生とこれまでの歴史☆
1400年代中期、鹿児島のあるお寺で、一人の僧が食事の最中に納豆をこぼしてしまった。隣にいた僧もその納豆を踏んでしまい、手に持っていた納豆をこぼしてしまった。
仕方がないので二人は、明日納豆を掃除することにした。
翌朝、小腹をすかせた僧が部屋で食べようと食堂から納豆を持ち出した帰りに、昨日こぼした納豆にすべって、またしても納豆をこぼしてしまった。
そんなことの繰り返しが約一ヶ月ほど続き、お寺は納豆だらけになってしまった。この納豆を効率よく片付けるすべはないものか・・・。そう考えた一人の僧は、突然納豆の海の中に108個ものまんじゅうを投げ入れ始めた。(108は煩悩の数)
それを見たほかの僧たちは、競うように納豆の大海原へと飛び込んで行った。
まんじゅうを見つけるために血眼になる僧たち・・そして・・・僧たちがすべてのまんじゅうを食べ終わったころには、自然と納豆は片付いていた。
この出来事が時代とともに移り変わり、今の納豆ボールの形へと進化していったと言われている。
☆納豆ボールの現在(いま)☆
現在世界ランク第1位はスロバキア。2位は鹿児島であると言われている。
なぜ日本ではなく鹿児島なのか?
それは、鹿児島の納豆ボールのレベルが日本の納豆ボールのレベルを遥かに凌駕しているからである。
そのため、鹿児島は納豆ボール界における日本からの独立を宣言した。
また、鹿児島商が鹿児島の納豆ボールを支えているといっても過言ではない。
現に、毎年行われる納豆甲子園では鹿児島商が今年でV67を勝ち取ったほどである。
また、スロバキアには「北海道生まれ、アマゾン育ち」という異色の経歴を持つ、「アマゾネス松本」という選手が所属しており、彼が主体となるチーム体制が出来上がっている。その完成されたプレースタイルの前には、誰もがすくんでしまうほどだった。
実はあの「どすこい佐藤」も過去に納豆ボールをしていた時代があった。
しかし当時ドスコイヤーだった彼は、実力主義のチーム内で、シノビナイヤーのポジションに追い込まれてしまった。そのときに彼が残した名言は、今でも記憶に新しい。
「俺・・シノビナイヤーになっても・・ドスコイヤーの心だけは・・この気持ちだけは、忘れねぇから!」
ゆえに彼は現在でも「どすこい佐藤」と呼ばれているのである。(本人のブログ参照)
日本が発祥の地であり、今なお200近い国・地域でプレーされ、多くの人を魅了してきた納豆ボール。
そんな納豆ボールに
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