「郊外」「郊外的なもの」について話し合いましょう。
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参考文献リスト
1)史学的なアプローチ
今橋映子編著『都市と郊外 比較文化論への通路』(NTT出版)
中野隆生編著『都市空間の社会史 日本とフランス』(山川出版社)
中野隆生編著『都市空間と民衆 日本とフランス』(山川出版社)
2)都市論的なアプローチ
越智道雄『幻想の郊外 反都市論』(青土社)
内田隆三『国土論』(筑摩書房)
宮沢章夫『東京大学「80年代地下文化論」講義』
『東京大学「ノイズ文化論」講義』(白夜書房)
小田亮「都市と記憶<喪失>について」
『<都市的なるもの>の現在』(東大出版会)
高橋伸夫ほか編著『パリ大都市圏 その構造変容』(東洋書林)
望月真一『路面電車が街をつくる 21世紀フランスの都市づくり』
(鹿島出版会)
3)社会学的なアプローチ
宮台真司『まぼろしの郊外 成熟社会を生きる若者たちの行方』
(朝日文庫)
三浦展『「家族」と「幸福」の戦後史 郊外の夢と現実』(講談社現代新書)
『「家族と郊外」の社会学 「第四山の手」型ライフスタイルの研究』
(PHP研究所)
町村敬志・西澤晃彦『都市の社会学 社会がかたちをあらわすとき』
(有斐閣アルマ)
若林幹夫ほか『「郊外」と現代社会』(青弓社)
若林幹夫『郊外の社会学 現代を生きる形』(ちくま新書)
東浩紀・北田暁大『東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム』
(NHKブックス)
『現代思想』「フランス暴動 階級社会の行方」2006年2月臨時増刊号
(青土社)
4)文化論的なアプローチ
大場正明『サバービアの憂鬱 アメリカン・ファミリーの光と影』
(東京書籍)
山田利一『「郊外」復興 “緑の海”の住空間 サバービア文化論』
(春風社)
オルネラ・ヴォルタ『エリック・サティの郊外』(昼間賢訳・早美出版社)
原武史『滝山コミューン 一九七四』(講談社)
5)文学的なアプローチ(作品・論)
(日本の作家編)
清岡卓行『郊外の小さな駅』(朝日新聞社)
森村誠一『ホームアウェイ』(講談社文庫)
桐野夏生『OUT』(講談社文庫)
島田雅彦『忘れられた帝国』(新潮文庫)
『彼岸先生』(新潮文庫)
『ロココ町』(集英社文庫)
『夢使いーレンタルチャイルドの新二都物語』(講談社文庫)
『君が壊れてしまう前に』(角川文庫)
堀江敏幸『郊外へ』(白水社Uブックス)
角田光代『空中庭園』(文春文庫)
柳美里『フルハウス』
『家族シネマ』(文春文庫)ほか
大竹昭子『図鑑少年』(小学館)
久保寺健彦『みなさん、さようなら』(幻冬舎)
川本三郎『郊外の文学史』(新潮文庫)
小田光雄『<郊外>の誕生と死』(青弓社)
丹生谷貴志『死体は窓から投げ捨てよ』所収「造成居住区の午後」
(河出書房新社)
(外国の作家編)
ハニフ・クレイシ『郊外のブッダ』(古賀林幸訳・中央公論社)
J・G・バラード『コンクリート・アイランド』(大和田始ほか訳・太田出版)
ファイーザ・ゲンヌ『明日はきっとうまくいく』
(河村真紀子訳・河出書房新社)
マリー・ンディアイ『みんな友だち』(笠間直穂子訳・インスクリプト)
エマニュエル・ボーヴ『あるかなしかの町』(昼間賢訳・白水社)
6)郊外的な漫画・アニメ・映像関係
(漫画)
岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社)
山本直樹『ありがとう』(小学館)他
奥浩哉『変[HEN]』(小学館)他
カネコアツシ『SOIL』(エンターブレイン)
大友克洋『童夢』(双葉社)
(TVドラマ)
山田太一脚本「岸辺のアルバム」(東京放送,1977年)
鎌田敏夫脚本「次男次女ひとりっ子物語」(東京放送,1991年)
遊川和彦脚本「真昼の月」(東京放送,1996年)
7)郊外的な写真集
ホンマタカシ『TOKYO SUBURBIA』(光琳社出版)
坂口トモユキ『HOME』(蒼穹舎)
秋山忠右『秋山忠右写真集 ZONE 郊外・事件の記憶』(日本カメラ社)
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管理人の仕事柄,外国の参考文献はフランス関係のものが多いですが,フランスに限るつもりはありません。
適切なものがありましたらご相談ください。
日本の文学作品は、いまのところ現代のものしか載せていません。