このコミュニティーは、「地産地消を進める会」
に関わる人、興味のある人のためのものです。
気軽にHPを覗いてみてください。
地産地消を進める会
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地産地消を進める会は1996年に秋田県秋田市で設立されました。
以下はその時採択された設立趣旨全文です。
『世界中から食べたいものがいつでも好きなだけ安く買える』
この魅力的な言葉に消費者が酔っているうちに、
日本の農産物、水産物、林産物は輸入品に負け、
次々に姿を消していきました。
『豊かな食卓』
こんな華やかな言葉とは裏腹に、食卓には食品添加物づけの
金品や見た目ばかりのまがい物があふれています。
私たちは、こんな食生活はまちがっているし、
また決して長続きするものではないと考えます。
しかし、これまで食生活と農業を変える希望をになってきた
有機農業運動や産直運動は、
今や輸入有機農産物との競争にさらされ、大きな転機を迎えています。
「安全な食べもの」や「顔の見える信頼関係」
という今までの理念だけでは乗り切れない現実が迫っています。
こうしたなかで、私たちは、「地場生産地場消費」
という言葉をもう一度見直し、地域の自然環境と
生産者の生活を守る食生活を作り出す手がかりにしようと思います。
きたるべき21世紀は食料不足と環境危機の時代だといわれています。
その時の食生活は地産地消を基本としたものになるはずです。
地産地消は未来の食生活の基本となる考え方です。
「地産地消を進める会」は、以上の認識に基づいて、
地域の資源、地域の生産者、地域の価値観を活かし、
環境を守り、健康を高める食べものを、地域の中で作り、
分かち合い、食べていくための、生産・流通・消費の仕組み作りを考え、
実現していくための会です。
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設立から12年、原油価格の高騰や、バイオマスエネルギーの需要増加、異常気象等により、外国産の食品が相次いで値上げされました。
12年前におとぎ話のように思われていたことが、
もう現実に起こり始めているのです。
来る食料争奪の時代に、食糧自給率約40%の日本は、
農業者の高齢化、耕作放棄地増加に伴い生産力の乏しくなった日本は、
一体どうなってしまうのでしょうか?
そして、伝統的な食文化を失った食卓の均質化は
本当に豊かな食卓と言えるでしょうか?
マクロを変えるということは、ミクロを変えていくことの
結果に過ぎません。
まずは秋田から、私たちが変わり、日本の食文化の尊さ、
農業の大切さを発信していきませんか?
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秋田、地産地消、きりたんぽ
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