当コミュニティは、1990年に東京創元社より発売されたTRPGのルールシステム
「ドラゴン・ウォーリアーズ」同好の集まりです。
TRPGのルールシステムです。
決して「ドラゴンクエスト」の海外版ではございません。
この「ドラゴン・ウォーリアーズ」ルールシステムは、2冊の本から構成され
ています。(いずれも絶版)
「ドラゴンの戦士」
デイブ モーリス (著), 本田 成二 (翻訳)
出版社: 東京創元社 (1990/07)
ISBN-10: 4488905072
ISBN-13: 978-4488905071
「魔法使いへの道」
デイブ モーリス (著), 本田 成二 (翻訳)
出版社: 東京創元社 (1990/07)
ISBN-10: 4488905080
ISBN-13: 978-4488905088
ちなみに1冊だけシナリオ集が存在します。(これも絶版)
「エルフのクリスタル」
オリバー ジョンソン (著), 本田 成二 (翻訳)
出版社: 東京創元社 (1991/11)
ISBN-10: 4488905099
ISBN-13: 978-4488905095
また、背景世界「レジェンド」は富士見書房で最終巻が出なかった、かの
ゲームブック「ブラッド・ソード」シリーズと同じものだそうです。(絶版)
しかし、「扉をぶち破る」ルールの扉をぶち破る蛮族オヤジの絵が秀逸だった
のが良かったのか、「血に飢えたベイリン卿」が良かったのか、日本では全く
もって人気がなく、マイナーなシステムです。
しかも判定で使用するサイコロが1d20だったり2d10だったり、「○○以上」、
「○○未満」、「○○と同じかそれ以下」、「○○以下」など、ルール自体は
シンプルなものの、記述は読解困難です。
そしてキャラクターは昨今のシステムと比較すると死にやすい。
さらに背景世界や追加職業、追加スキルまで展開が至らなかったため、何だか
中途半端な状態です。
それを反映してか、復刊の兆しは一切見えません。
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そればかりか、Yahooオークションでは定価を超えて高かったりします。
このように、正味の話、滅び行くシステムである事は間違いありません。
しかし!
このボッコボコのシステムでも使ってやろうと言う輩がいてもいいじゃないか
と考え、コミュニティを設立いたしました。
(余談ですが、設立者は無謀にもメインのシステムにしています)
ここがダメだ、ここが馬鹿馬鹿しいとけなすもよし、
システムや全体を包む雰囲気を賛美、礼賛するもよし、
勝手なルール改造や追加を書きなぐるもよし。
無駄な可能性を追求しようではありませんか。
(2008/02/09追加)
非常によくまとまっていて、参考になるWebページです。
「TRPG-NET Wiki ドラゴンウォーリアーズ」
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(2009/12/28追加)
ScoopsRPGにレビュー翻訳が載ってました!
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(2010/01/03追加)
英語の復刻版はこちら。
「Dragon Warriors: The Classic British Fantasy Roleplaying Game」
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※基本ルールブック。旧版の1〜6巻のルールを収集、再編しています。
「Dragon Warriors Bestiary」
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※モンスターの資料集。意外と和風の怪物がいたり、個性的なモンスターがたくさんあります。
「Sleeping Gods」
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※シナリオ集。旧版にあったシナリオを集めたもののようです。
「The Elven Crystals」
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※シナリオ集。旧版の「エルフのクリスタル」の再録版と思われます。
「Prince of Darkness」
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※シナリオ集。寒冷地での冒険を取り扱っているようです。
「Friends or Foes」
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※NPC集。様々なアヤシゲなるキャラクター達が収録されています。
(2011/02/19追加)
Amazonなら、結構安くでルールブックが手に入る模様!
「ドラゴンの戦士」
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「魔法使いへの道」
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(2012/01/18追加)
英語版Wikipediaによると、新版も2010年9月に出版中止となった模様。