ギアスの力を持つもの集え!!
ギアスとは…C.C.と契約する事で与えられる「王の力」。正確には契約した者の素質を目覚めさせたものであり、能力の発現は人によって異なる。能力を使用し続けるに従ってその力は強大になるが、使用者がその強大な力に打ち勝てず制御し難くなってゆく傾向がある。ちなみに、「ギアス」というのは、西洋などに見られる、呪術的な「制約」の意味である。
☆使用条件
1.対象にギアスを使用できるのは一度だけ
最も基本的なルールで、一度ギアスを行使した相手に対して、再度命令を下す事はできない。
2.直接相手と目を合わせなければならない
メガネ程度の透過率なら問題は無いが、バイザーなどの透過率の低いレンズや、モニター越しに目を合わせての命令、無線機や電話での声のみによる命令では効果がない。しかし、この条件に抵触し失敗した場合は、先述の「対象にギアスを使用できるのは一度だけ」というルールは適用されない。
3.ギアスの対象はC.C.を除く人間である事
ギアスを所持する者同士でも有効だが、ルルーシュはC.C.にギアスを使用するも不発に終わった。
☆性質
1.有効距離は約270m
これ以上離れた位置からのギアスの行使は不可能だが、前述の使用条件をクリアしており、ギアスの有効範囲内であれば、多数の人間を捕捉可能。反面、命令を下す細かい対象者を選べず、その際は目を合わせていた者全員が命令を受ける事になる。
2.命令された人間は、ギアスがかけられる前後の記憶に対しての欠損が起こる
これはルルーシュの分析によれば、ギアスの力が大脳に介入した為に起こる一種の副作用であると考えられる。
「忘れろ」と命じることによる記憶の部分的消去も可能で、高度な記憶操作もできる。
3.光情報である為反射も可能
つまり、鏡越しに見た相手にもギアスは有効となる。この条件を使い、ルルーシュは自分自身にギアスを使用した。
4.ギアスの有効期間は極めて長い
「毎日壁に印を刻み続ける」という命令を実行し、その行為が実際行われている描写が複数回放映されている事から、数日間或いはそれ以上の期間で有効だと考えられる。