ーGeorge Sandー
(1804〜1876)
日本では「ショパンの恋人」「男装の麗人」といったイメージで知られている19世紀フランスの女流作家。
ジョルジュ=サンドは名門貴族の血をひく父と、パリ庶民の娘との間に生まれた多感な少女だった。18歳でいなか貴族と結婚して2児をもうけるが、やがてその結婚生活は破綻し、彼女はパリに出て作家修業を始めることになる。27歳で書いた『アンディアナ』がベストセラーになったあと、サンドはロマン派の詩人ミュッセとの恋愛、ふたりのヴェネチア旅行と恋の破局、作曲家ショパンとの恋愛などでパリの社交界を騒がせながら、次々と話題作を発表していった。1814年の王政復古、30年の7月革命、47年の2月革命、そして71年のパリ・コミューンの時代をたくましく生きぬいた女流作家は死の直前まで執筆を続け、没後に出た全集で105巻を数える著作と近年まとめられた膨大な書簡集を残したのであった。
みなさまお気軽にご自由にどうぞ。