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ダグラス DC-8

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詳細 2019年2月25日 04:16更新

ダグラス DC-8はアメリカ合衆国のダグラス・エアクラフト社(現ボーイング社)が開発した大型ジェット旅客機。ボーイング707やコンベア880と並んで、第一世代ジェット機を代表する旅客機である。

ダグラス初のジェット機
DC-61930年代以降、DC-3やDC-4、DC-6など数々のレシプロ旅客機を開発・製造し、1950年代当時、アメリカを始めとする世界の旅客機市場で最大のシェアを誇っていたダグラス社が、初のジェット旅客機として1952年に基礎的な開発を開始した。当初は80席級の中型機として開発がスタートされたが、その後ライバルとなるボーイング707と同様の大きさに変更した。

就航
その後、1955年7月に正式に開発をアナウンスし受注を開始。直後に当時世界最大の航空会社の一つで、ダグラス機の古くからのユーザーでもあったパンアメリカン航空から25機の発注を受ける(なお、パンアメリカン航空はその後最大のライバルとなったボーイング707も20機発注している)。その後もデルタ航空やユナイテッド航空、日本航空などの世界中の航空会社から発注され、1958年までに133機の正式発注を集めた。

ATI航空のDC-8-62型しかし、先に開発をはじめたボーイング707に対する遅れを取り戻すために、試作機の製作を省くという当時としては画期的な開発手法を取り、その結果大幅に開発期間を短縮し、1958年4月にカリフォルニア州ロングビーチのダグラス社工場で初号機が完成。同年5月に初飛行を行った。その後テスト飛行を行いFAAの耐空証明を取得、ライバルのボーイング707の初就航から約1年遅れの1959年9月18日にユナイテッド航空及びデルタ航空の定期路線に初就航した。

就航当初は予定された性能が出ずに販売面でも苦労したものの、その後次々にスーパー60シリーズなどの改良型や胴体延長型をリリースしたこともあり(主脚の長さが短いボーイング707は胴体延長が困難であった)、順調に発注数を伸ばし、後継機とされたワイドボディ機・DC-10の生産が始まった直後の1972年に生産中止するまでに、計556機が製造された。

特徴
客室与圧用空気取り入れは通常エンジンで行うが、DC-8は機首先端にあるレドーム下部の専用空気取り入れ口から行った。これはエンジンをリバース(逆噴射)にしたとき、排気ガスが混入するのを防ぐという理由であったが、このため構造が複雑となり、床下貨物室のスペースがボーイング707と比較して小さくなった要因でもあった。

また、DC-8に装備されているスポイラー(減速板)は全て着地後に使用するグランドスポイラーとなっており、飛行中に使用するフライトスポイラーはない。このため、飛行中の減速は主翼内側にある2基のエンジンをリバースして行った。これはジェット旅客機ではDC-8のみの特殊なオペレーションである(他のジェット旅客機では飛行中にリバースを行うと失速し墜落する危険性があるため、接地しないとリバースに入れられないように安全装置が施してある)。 この空中リバース作動は独特の騒音と振動を伴うため、日本航空では乗客の不安を考慮した独自のアナウンスマニュアルを用意していた。

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