ドイツに生まれ、アメリカに亡命した宗教哲学者、パウル・ティリッヒ(Paul Johannes Tillich)のコミュニティです。
◆略歴
1886年8月20日 ドイツのシュタールツェッデル(現在ポーランド領)に生まれる。父はルター派牧師。
1904-1908年 ベルリン、チュービンゲン、ハレ大学にて神学と哲学を学ぶ。
1910年 ブレスラウ大学にて、シェリングについての論文で博士号取得。
1912年 ハレ大学にて神学の学位取得。
1914-1918 第一次大戦中、志願して従軍牧師に。
1919-1933 ベルリン、マールブルク、ドレスデン、フランクフルトの大学で教鞭をとる。
1933年 ナチス党への批判により教職を剥奪され、ドイツを去りアメリカへ。ニューヨークのコロンビア大学、ユニオン神学校で教鞭をとる。
1940年 アメリカ国籍取得。
1955年 ハーヴァード大学、その後シカゴ大学などで教職に就任。
1960年 訪日。
1965年10月22日、シカゴにて死去。
◆主要著作
『文化の神学という理念について (Über die Idee einer Theologie der Kultur)』(1919)
『宗教哲学 (Religionsphilosophie)』(1925)
『宗教的象徴 (Das religiöse Symbol)』(1928)
『在ることへの勇気 (The Courage to Be)』(1952)
『組織神学 I-III (Systematic Theology I-III)』(1951-1963)