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創業者「ティエリ・エルメス」(1801年〜1878年)
エルメス (Hermes) は、フランスにあるエルメス社のファッションブランド(商標名)です。その名は、ギリシア神話に登場する神ヘルメスに由来しています。
エルメス社の創業は馬具工房でしたが、自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移して成功しました。
その後、ティエリの孫にあたる3代目のエミール・モーリス・エルメス(1871年〜1951年)が事業の多角化に着手し、1927年に時計を発表。さらに服飾品・装飾品・香水などの分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、製造、販売をすべて手がける会社になりました。
日本では女性の支持率が高いですが、バッグなどでは男性からの支持も高く人気も絶大であり特にフールトゥやエールラインは価格も手ごろな為に定番バッグとして活躍しています。
また、エルメスのバッグには発注者ないし最初の所有者の名が付いたモデルが多く存在することでも有名です。
ケリーバッグは最初は「サック・ア・クロア」と呼ばれていましたが、後に女優のグレース・ケリーが愛用、特にカロリーヌ皇女を懐妊し、写真を撮影された時とっさにお腹を隠したのがこのバッグであったことから有名となり「ケリー・バッグ」と改名されました。
ケリーと同様の人気を誇る「バーキン」の名も、当時のエルメス社社長であったジャン・ルイ・デュマ・エルメスが飛行機の中でたまたまイギリス出身の女性歌手ジェーン・バーキンと隣合わせになり、彼女がボロボロの籐のカゴに何でも詰め込んでいるのを見て、整理せずに何でも入れられるバッグを作らせて欲しいと申し出たというエピソードに由来しています。
比較的時代が新しいものでは、スーパーモデルのエル・マクファーソンが発注した「エル」、日本人男性が発注した大型旅行鞄「マレット・タナカ」などがあります。
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■エルメスの歴史
1837年 当時36歳だったドイツ生まれの馬具職人ティエリ・エルメスが、パリのバス・デュ・ランパール通りに高級馬具のアトリエを開いたのがエルメスのはじまりです。 後に、ナポレオン3世などを顧客として発展しました。
1878年 初代ティエリが死去。
1880年 2代目のエミール・シャルル・エルメスがブティックを現在のフォーブル・サントノーレ24番地に移転し、下請けだけではなく、製造、卸から直接顧客に販売を開始しました。そして、鞍の製造も始めています。(現在、パリでのコレクションの発表は主にここで行われています)。また、この頃、第2回パリ万博の馬具部門でグランプリを受賞しています。
1892年 馬具製作の技術を基にエルメス最初のバッグ「サック・オータクロア」(ケリー・バーキンの原型)を発売。馬の鞍を収納して持ち運ぶ為の立派な馬具。革のウラと表面から太い番手の糸をクロスするように通して編み込むサドルステッチが使われています。
1900年 3代目となるエミール・モーリス・エルメスは、ヨーロッパ王侯貴族とロシア皇帝ニコライ2世へ馬具とかばんの売込みに成功、世界を相手にする馬具商としての地位を確立します。
1902年 事業を父より受け継いだエミール・モーリス・エルメスと兄のアドルフは「エルメス兄弟社」に商号を改めます。
1903年 エミールは、札入れ・婦人用財布・バッグなどの製造を開始。
1922年 エミールは会社の全所有権を買い取り、社名を「エルメス」に戻しました。
1923年 アメリカでフォードが車の大量生産を始めると、自動車時代の到来を予見し、馬具以外に婦人バッグやベルト、財布、革小物の製造・販売を始めます。
1927年 時計を発表。さらに服飾品・装飾品・香水などの分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、製造、販売をすべて手がける会社になりました。そして、市場も世界中に広がっていきました。
1929年 ファスナー式の革製ブルゾン第一号を英国皇太子がが購入しています。
1930年 この頃からジュエリーが本格的に販売されるようになりました。
1935年 「サック・ア・ロア」という、「オータクロア」のハンドバッグタイプを発表。モナコ王妃グレース・ケリーが妊娠を隠すために、当のバッグでお腹を抑えた写真がアメリカの写真紙「ライフ」の表紙に登場して、以来「ケリーバッグ」と呼ばれるようになりました。
1937年 第一号のスカーフを発表。第1号のスカーフは「オムニバスゲームと白い貴婦人」。
19455年 現在の商標でもある「四輪馬車と従者」を登録。馬車の種類は「デュック」と呼ばれ、「エルメスは最高の品物を用意しますが、それを御するのはお客様自身」という事を意味しています。オレンジ色の包装紙が採用されますが、この包装紙は、第二次世界大戦中に資材が用意できず仕方なく余っていた紙だというエピソードがあります。
1947年 ジャン・ゲラン香水部門設立。
1949年 紳士バッグ「サック・ア・デペッシュ」シルクツイルのネクタイ発売。
1951年 エミール死去。ジャクリーヌの婿(エミールの次女)ロベール・デュマ・エルメスが4代目社長に就任。スカーフではシルクスクリーンによる技術を採用。それまでの木版とは違う鮮やかな発色が大好評。
1956年 女優でモナコ王妃となったグレース・ケリー(Grace Kelly)が「サック・ア・クロア」を愛用していたことから、「ケリー・バッグ」の名前が正式に付けられます。
1961年 香水部門が独立し『カレーシュ』発売。名前は女性向けの「最も優雅で美しい馬車」から命名されました 1969年 「コンスタンス」が誕生。故ケネディ大統領の婦人だったジャクリーヌ・ケネディが愛用。
1978年 5代目にジャン・ルイ・デュマ就任。「エヴリン」発表。
1979年 スイスに時計会社を設立し本格的に時計分野へ進出。
1981年 「クリッパー」発表。
1983年 日本法人エルメス・ジャポンは、西武百貨店との合弁企業となります。
1984年 フランスの映画女優ジェーン・バーキン(Jane Birkin)が小さい旅行バックのデザイン画を描きオーダーメードで発注。彼女がいつも持ち歩いていたことから彼女の名前を付けて商品化される。
1987年 カーボンファイバー製アタッシュケース「エスパス」発売。
この年以降、毎年のテーマがきめられるようになる。最初のテーマは「花火」。2002年のテーマは「手」、2003年は「地中海」。
1990年 「フルーツ・ライン」登場。1992年 パリ郊外に皮革製品の新アトリエを構える。
1993年 「ケリーアド」発表。「ロケ」「H」「アーネ」などの時計も発表。
1998年 「フールトゥ」「エールバッグ」登場。レディスウェア部門にマルタン・マルジェラを起用。レザー、スエード、カシミヤなど高級素材を使用して高級感を保ちつつ、シンプルでゆったりとしたシルエットで厳かなエレガンスを演出。
2000年 ユーモラスな「ケリードール」発表。
2001年 銀座に“メゾン・エルメス”オープン。
20022年夏、70年代に非売品として作った機種のデザインを踏襲した時計「パプリカ」を発売。
2004年 マルタン・マルジェラ引退、ジャンポール・ゴルチエがデザイナーに就任。
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