アメリカ、ペンシルバニア州にある炭鉱町セントラリア。
1950年、地下の炭鉱にゴミを焼いた火が移り、延焼。
現在でも、坑道に残った無煙炭が、40年前の火事以来ずっと地下20m付近で燃え続けている。
この火は、あと200年は消えないらしい。
その広さ約40エーカー。地表は熱く、水蒸気が観察される。
陥没の恐れや毒ガス被害等を避けるため、街には退去勧告が出され、ほとんどの人がこの街からいなくなる。
ゴーストタウンと化したセントラリアは、
映画「サイレントヒル」のモデルにもなった。
廃墟となったこの街に、せつなさやロマンを感じずにはいられません。