直木賞作家、阿部牧郎さんについて語るトピックです。
阿部 牧郎(あべ まきお、1933年9月4日〜)
京都府出身。京都大学文学部フランス文学科卒。サラリーマン生活の傍ら作家活動に入り、1968年に『蛸と精鋭』が候補になって以後69〜71年にかけて7回(61、62、64、65、67、71回)直木賞候補になる。1987年『それぞれの終楽章』で第98回直木賞受賞(54歳4ヵ月)。処女作から受賞作までの悪戦苦闘の足跡を綴った自伝的小説に『大阪迷走記』(新潮社)がある。
官能小説家として多くの作品があるが、野球に関する小説も多く、直木賞候補になった『失われた球譜』以後『狼たちの笑う日』や『ドンキホーテ軍団』、『焦土の野球連盟』などフィクション、ノンフィクションの区別なく秀作がある。また、『危機の外相 東郷茂徳』、『英雄の魂 小説石原莞爾』、『豪胆の人 帝国陸軍参謀長・長勇伝』などの評伝小説も多い。