インテリジェント・テクノの枠の中で語られるアーティストとして忘れられないのがB12です。B12もまたブラック・ドッグ同様に89年にロンドンで、マイク・ゴールディングとスティーヴ・ルターによって結成された非常に謎めいたユニット、及びレーベルです。B12のサウンドは直接的な初期デトロイト・テクノの影響を感じさせるサウンドであり、UKのアンダーグラウンド・テクノ・シーンで、逸早く独立した活動を行ってきました。しかし初期作品の流通量は極端に少なくマニアの間ではプレミア価格で取引されているようです。彼らの美しくメロディアスなエレクトロニック・サウンドは、そのストレートな混じり気の無いスタイルからピュア・テクノとも呼ばれるようになりました。B12とは正確には当初はレーベル名であり、ミューコロジー、2001、レッドセル、クメトリックなどの名前を使って作品をリリースしているのですが、どこまでが彼ら二人によるものなのかは不明な点も多く、その一つの手掛かりはAIシリーズとしてワープからリリースされたベスト盤「エレクトロ・ソーマ」(93年)にあるといえます。
佐久間英夫「テクノのススメ」bluse interactions刊
新譜のリリースやライブ、DJ等活動の見込みはないので(かと思ってたら2006〜2007年前後から久々に再開)、とりあえず「B12が好き」なことを表示するアイコンとして使用するだけでOKなコミュニテイ。
トピックスの作成はご自由にどうぞ。
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Aliases: 2001, Cmetric, Infamix, Musicology, Redcell
Members: Michael Golding, Steve Rutter
困ったときには