世界的フルーティスト、パトリック・ガロワのコミュニティです。
Patrick Gallois
1956年北フランス生まれ。1973年にパリ国立高等音楽院のJ.P.ランパルのクラスに入学し、1975年に審査員満場一致の一等賞を得て卒業。同年、19歳でリール・フィルハーモニーのソロ・フルート奏者に、1977年には弱冠21歳にしてL.マゼールの指揮するフランス国立管弦楽団の首席奏者に着任する。その他にも、L.バーンスタイン、小澤征爾、P.ブーレーズ、K.ベーム、E.ヨッフム、S.チェリビダッケなどの伝説的指揮者の元で演奏を務めた。1984年、ソリストとしての活動に専念するためにオーケストラを退団する。
[フルーティストとしての経歴]
パトリック・ガロワは指揮者のSir.N.マリナー、L.マゼール、A.ドラティ、L.セーゲルスタムらと、室内楽の分野ではJ.バシュメット、N.グートマン、P.シュライアー、J.デームズ、リンスデイ・カルテット、J.P.ランパル、L.ラスキーヌらと数多く共演してきた。彼はしばしばヨーロッパやアジアの主要オーケストラ(フィルハーモニア管弦楽団、モンテ・カルロ・フィルハーモニック管弦楽団、キャピタル・トゥルーズ管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、エウスカディ管弦楽団、オレゴン交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニック、ラハティ交響楽団、オヴェルニュ管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、デンマーク放送交響楽団、ドイツ・カンマーアカデミー・ノイス、ケルン室内管弦楽団、エドモントン交響楽団、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、オルフェウス室内管弦楽団など)や国際音楽祭(ザ・プロムス、パレアレス音楽祭、モンテ・カルロ芸術の春、ロンドン音楽祭など)にソリストとして招かれ演奏を重ねている。また、これまでドイツ、日本、イスラエルなどで演奏ツアーを行い、イタリアのキジアーナ音楽院、カナダのバンフ芸術センターでは毎年マスタークラスを開講している。
[指揮者としての活動]
ガロワ自身が率いるオーケストラ、"l'Academie de Paris"の結成以来12年間、彼は指揮者としてのキャリアを積んできた。そのキャリアから、日本、フィンランド、スウェーデン、イタリア、カリフォルニア、ポルトガル、イスラエル、ルーマニア、ブルガリア、フランスのオーケストラから指揮者として招かれ、その後もたびたびそれらのオーケストラを指揮している。
2003年度からシンフォニア・フィンランディア・ユヴァスキュラ(フィンランド)の音楽監督として契約し、それ以来、フランス(2003)、ポーランド・日本(2004)、フランス・スペイン(2005)、スペイン(2006)で演奏ツアーを行った。現在、指揮者としての録音はナクソスから、ハイドン「交響曲No.1〜No.5」、シベリウス「ペレアスとメリザンド」(日本未発売)、グノー「交響曲No.1& 2」を、ワーナミュージックから「超絶技巧フルート協奏曲集(フルート:瀬尾和紀)」、ビクターエンターテイメントから「Aurora(ヴァイオリン:川井郁子)」の録音が発売されている。
パトリック・ガロワ公式HP→
http://
※以前にも同じコミュを作りましたが、トピックを立てずに放置するという管理人にあるまじき運営を行ったために、コミュそのものが自動的に消滅してしまいました。参加して下さっていた方々、申し訳ありませんでした。
困ったときには