講談社BOXなんていらない！

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詳細 2011年8月26日 16:31更新: 講談社ＢＯＸ創刊を、素直に喜べない方の為のコミュ。

西尾維新が好きです。
舞城王太郎も好きです。
清涼院流水じゃなきゃだめなんです。

化物語を手軽に読みたいよ。
SPEEDBOY!を気軽に読みたいよ。
刀語カタナガタリを気楽に読みたいよ。
パーフェクト・ワールドを悦楽と読みたいよ。

講談社ノベルスが好きなんです。
なんで新書じゃダメなの？
なんで意味不明な装丁に拘るの？
本棚に綺麗に入れたいよ。
電車の中でスマートに読みたいよ。
講談社ボックスの箱が鬱陶しいよ。

てか、ぶっちゃけ紙箱如きで数百円追加かよ！！

そんなにお金が欲しいの？
そんなメディアミックスになんの価値があるの？
学生のお小遣いを考えたことあるの？

手軽に文字に触れさせてよ。
気軽に文字に戯れさせてよ。

一秒でも長く一秒でも長く。
一秒でも長く一秒でも長く。
未来を弄ぶでもなく夢を追い駆けるでもなく
しかしあくまでも文字と空想だけに想いを定め
巡り続けてきた僕等に対して
講談社は遂に目論見通りに
文学の誇りと価格を振り切るところまで到達したらしい。
停止した相場は永遠に停止したまま動き出すことがないという
残酷にして非情の無重力空間へと投げ出されたようだ。
ただひたすらに金を得ようという講談社にとって
そこは理想の地に違いない。
相場を振り切った今、次に破らんとするのは価値観の壁だ。
1500円をこえたところで満足して
燃え尽きてくれるかワカラナイ講談社BOXに
僕等は批判と非買を惜しまない。

関連リンク
http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/