大分県中津市―中津駅前にある古びた商店街、日の出町商店街。そこにたたずむ一軒の食事処、飯田屋―
年季の入った紺色ののれんをくぐり、がらがらっと音をたてて戸を開ければ、そこはもう古きよき昭和の食堂。。
店内は古びた骨董品や、昭和のにおい漂うタバコの包み紙、さまざまなお面、ひょうたん、日本各地の土産物などが所狭しと肩をならべ、なぜかスズメバチの巣も置いてある。
名も知らぬ演歌歌手のサイン色紙を「誰やろコレ…」
じいっと見ているとおかみさんが茶を出してくれ、
「カツ丼ひとつ〜」 「はーい」
客層はたいてい店主と顔馴染みの人が多く、10代の高校生が行くとちょっと場違いな雰囲気がある。
主人は無口だ。
しかし足繁く通う。その空間に吸い寄せられる。
本物。
カラッと揚がったカツにとろっとろの卵。香の物も格別。
しかし飾らない550円のカツ丼。
これこそ、最高のごちそう。
他の客には目もくれず、ただひたすら碗を見つめ、箸でかきこみ、食べ終えたころには ―――独り。静寂。
自転車のブレーキのきしむ音で、ふっと我に返る。
ああ、そろそろ閉店か・・・
「ごちそうさまでした」 「ありがとう」
がらがらっと音をたて、またのれんをくぐる。
次はいつ来れるかな。
次の症状があらわれた方は飯田屋の主人に会いに行ってください。
そして、元気よくカツ丼を頼みましょう。
ただし、大人数では迷惑なので、最大人数は四人、しかもカツ丼の場合はふたつまで。
残る二人は玉子丼か親子丼を頼んでください☆
・中津市内の現役高校生で、土曜の放課後もしくは塾行く前は必ず飯田屋と決めてる
・正直、ホカ弁のカツ丼はもう食えない
・中津に帰省したら絶対飯田屋に足を運ぶ
・飯田屋のメニューの中では特にカツ丼が最高!
・あえてラーメンを頼んで、失敗した
・カレーを頼んだらルーがとけてなかった
・飯田屋のせまくるしさに戦後の闇市のにおいを感じる
・年頃の娘、一人でも堂々と飯田屋でカツ丼を食う
・香の物に蚊も一緒につけこまれていたけど、食った
・飯田屋以上のカツ丼は存在しないと信じている
・本州以北に住んでいて、カツ丼を塩っからいと感じた
・ミクシー始めたのは昔の友人うんぬんより、正直飯田屋がまだあるかどうか気になったから
飯田屋を心底愛する管理人です。今度二年ぶりに九州帰ります。
高校卒業して中津を出て4年半経ち、飯田屋が健在かどうか気になって、夜も眠れません。。。
みんなで飯田屋の売り上げアップをはかりましょう!!
写真は今度アップします。
いまさっき、すんごいの見つけた!!
飯田屋!!行くから待ってろ!!
http://