アイスランド語の歴史は、ヴァイキングの一派であるノース人(およびブリテン島やアイルランドのケルト人)がアイスランドに初上陸し、その後定住しはじめた874年にはじまる。当時のノース人は北ゲルマン語の1つである古ノルド語の西方言(古西ノルド語)を話しており、これが言語の歴史的変化によって古アイスランド語、そして現代アイスランド語と呼ばれるものへと変化していったものである。
ただ、中世から言語が変化してきたとはいえ、音韻を除けばほとんど変化しておらず、特に文法の基本構造にいたっては何一つ変化していない。そのため、現代のアイスランド人は、現代と中世における言葉遣いの違いを少し把握しさえすれば、中世に古ノルド語および古アイスランド語により編纂されたエッダ(Edda, 北欧ゲルマン神話や英雄伝を題材とした詩歌の口承文学)およびサガ(saga, 主に当時のヴァイキングによる歴史的活動を年代記風にした散文形式の口承文学)が読解できるといわれる[1]。これらの古典作品は文学的に大きな価値があるだけでなく、言語学・歴史学・文化人類学などの分野においても貴重な資料である。
このようなアイスランド語の保守性は、ルーツを同じく古ノルド語とする大陸の北ゲルマン諸語(デンマーク語・ノルウェー語・スウェーデン語)と比べると顕著であり、大陸の諸言語がそろって動詞の人称変化や名詞の曲用(格変化)などの複雑な文法的性質を失っていった(屈折性の退化)のに対し、孤島の言語という地理的要因によりアイスランド語は大陸諸語のような変化を被らず、古ノルド語のもっていた文法の複雑性をそのまま保存している。同じく北ゲルマン語の1つであるフェロー諸島のフェロー語もまた、文法についてはアイスランド語とは多少の形態論的相違はあれ、やはり外界から閉ざされた孤島の言語らしく保守的で、古ノルド語のもっていた複雑な屈折性は保持されたままである。
現代では、言語の保守性を保つなどの理由により、海外から続々とやってくる外国語の語彙に対してできるだけ外来語として吸収しようとせず、語彙を意訳した上での造語がよくおこなわれている。たとえばテレビを意味する "sjónvarp" は、英語 television などからの外来語ではなく、sjón (「風景」「見ること」、英語:sight)と verpa (投げる)からなる造語であり、「投影機」と意訳してできたものである。
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アイスランド語はこんな言語です。↓
Íslenska er tungumál með fjórum föllum (nefnifalli, þolfalli, þágufalli og eignarfalli) sem aðallega er talað og ritað á Íslandi. Það er indó-evrópskt, germanskt og vesturnorrænt. Af öðrum málum er færeyska skyldust íslensku.
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