- 詳細 2023年3月23日 02:38更新
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東西陣営の対立による冷戦が終結し、その後は唯一の超大国であるアメリカによる単独覇権が続くであろうと思われた。しかしイラクの泥沼化や双子の赤字によってその勢力は徐々に弱まり、翻ってBRICsなどの国々は台頭し始め、世界は多極化に向かっている。その中で国家間の繋がりを強め、ヨーロッパにはEU、北米にNAFTAが創設されたが、アジアにはそれに当たる枠組みはまだ存在しない。
現在ASEAN＋3をもとにそのような取り組みが見られるが、その核となるべき日中韓の間で相互信頼関係が成り立っているとは言い難い。
日本と中国の間には歴史認識の相違、尖閣諸島の主権争い、東シナ海の天然資源争い等、多くの問題が存在する。また新疆ウイグル自治区やチベットでの人権抑圧、台湾に向けた反国家分裂法の制定など、民主化が進んでいないことも挙げられる。
日韓関係においても同様の歴史認識や竹島とそれを巡る国民の反日感情の高まり等、問題は永遠に続くのではないかとさえ思われる。しかし、現在の国際情勢を考えるとこの地域に共同体を設立せずにアジア諸国の発展はありえない。
このコミュニティでは日中韓を含めたアジア諸国がどのように協調し、東アジア共同体を構築していくかを議論していきたいと思っています。
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