- 詳細 2018年3月23日 19:59更新
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菅原文太主演で６９〜７２年に製作された現代やくざシリーズのコミュニティです。
1969.02.01 「現代やくざ 与太者の掟」
東映任侠路線の中で、シブさとニヒルな味をかわれた菅原文太の第一回主演作品。舞台は、昭和32年。売春禁止法が施行され暴力団が街をわがもの顔に歩く新宿・・・貧乏のすえ一家心中した家族の生き残りで、少年院、刑務所を渡り歩き仮出獄をした一匹狼の男が、組織ヤクザの暴力と対決していく。
監督：降旗康男
出演：菅原文太/待田京介/若山富三郎/志村喬
1969.05.31 「現代やくざ 与太者仁義」
貧民窟で生まれ育った三人の兄弟と暴力団との凄惨な戦いを追いながら、文太扮する次男のニヒルでたくましい行動を浮き彫りにしていく。菅原文太主演の『現代やくざ』シリーズ第2弾。娯楽アクション大作。貧民窟で育った浩一・五郎・徹の三兄弟は、それぞれの夢を求めて都会の中で生きてきた。さて、五郎が４年ぶりで東京へ戻ると、恋人の美佐は暴力団幹部の兄・浩一の妻になっており、弟は仕事の失敗で組から追われる身となっていた・・・。
監督：降旗康男
出演：菅原文太/池辺良/田村正和/水谷良重
1971.04.03 「現代やくざ 盃返します」
辰次は、現代やくざの任侠道を貫くため、組長に盃を叩き返してドスを手に立ち上がる。菅原文太主演の『現代やくざ』シリーズ第4弾。菅原文太ならではの魅力で、男の意地と悲しみを描ききった緊迫のアクション大作。大阪堂本組の若者・関根辰次は、組長の命を受け心ならずも萩原組組長を斬った。そしてヨセバ勤めで２年・・・彼は押しも押されもせぬ風格を身につけ若者頭の地位につき小さな一家を持った。だが、組織拡大を急ぐため任侠精神を踏み外して行動する組長の姿に、彼は苦悩する。また組長にとってもそんな辰次は目ざわりであった。やがて反目はついに頂点に達する。
監督：佐伯清
出演：菅原文太/松方弘樹/伊吹吾郎/野川由美子
1971.11.19 「現代やくざ 血桜三兄弟」
全国制覇を狙う大阪誠心会とそれに対抗するチンピラやくざの抗争を描く。菅原文太主演の『現代やくざ』シリーズ第5弾。全国制覇を狙う大阪誠心会が岐阜に乗り込んできて、地元の広道会と抗争がはじまった。広道会の邦夫、宏、信男、そして今は堅気になっている武らが、力を合わせて殴り込みをかける。
監督：中島貞夫
出演：菅原文太/伊吹吾郎/渡瀬恒彦/荒木一郎
1972.05.06 「現代やくざ 人斬り与太」
やくざ組織に挑戦する愚連隊と組織の中で巧みに泳ぐ二人の男を通して“暴力”のナマの姿を描く。菅原文太主演の『現代やくざ』シリーズ第6弾。深作欣二監督が手持ちカメラと望遠レンズ100ミリを主体に撮影。粒子の荒れた映像にこだわり、暴力映像のリアルさと迫力を追求した意欲作。深作監督の真骨頂であるバイオレンス性が爆発するエキサイティングな一編。川崎の売春街に育ち、感化院とシャバを往復していっぱしの愚連隊番長にのしあがった勇。街を二分するヤクザのボスたちにたてついて、がむしゃらに暴れまくった果てに、野良犬のように撃ち殺される・・・。
監督：深作欣二
出演：菅原文太/安藤昇/小池朝雄/渚まゆみ
番外編
1972.10.25 「人斬り与太 狂犬三兄弟」
組織に反逆、暴力には暴力、疾風のごとく暴れまわる狂犬三匹が“暴力”を合言葉に暴行・ゆすり・たかりの凄まじいアクションを展開する。 村井組組員の権藤と大野は、新興やくざ北斗会の会長・貝塚を刺し殺した。二人は一目散に逃げたが、やがて権藤は一人で自首する。6年後、出所した権藤は古巣の街に帰ってくるが、街では北斗会が羽振りをきかせており、会長には以前代貸の佐竹が納っていた。権藤は村井組に帰り、組長村井と代貸五十嵐に挨拶し、大野と再会した。やがて、権藤は北斗会と手打ちをした村井の弱腰に不満を募らせるようになった。
監督：深作欣二
出演：菅原文太/田中邦衛/三谷昇/渚まゆみ
