メルセデス・ベンツのミディアムクラスという位置づけになるのが「E」である。Eクラスの現行型はW211型、先代はW210型と呼ばれて区別されており、ここで紹介するのは先々代に当たるW124型だ。このモデルはEクラスと呼ばれた初めてのモデルでもある。
1985年から日本に導入され、「いかにもメルセデス・ベンツらしい乗り味」と、今でも多くのファンに支持されている。その第一の理由はボディの剛性感にある。世代を経るごとにEクラスの乗り心地はソフトになってきている。後にメルセデスが「W124型以前は過剰だった」と表現したほどだ。
また近年の6気筒エンジンは直列からV型へと全面的に変更されているが、直6こそ理論的に振動が極めて少ないというメリットを持っており、このW124型はまだその直6がラインナップの中心となっていた時代のモデルでもある。今なおファンが多い理由はこのようなメルセデス・ベンツらしさ、Eクラスらしさが感じられるこだわりのクルマ作りにある。
http://
理想さえ進化する。
頂点は立ち止まらない。
Mercedes-Benz。
自己紹介はこちら
http://
メンバーの参加コミュニティ
困ったときには