中国の古楽器、「秦琴」の奏者は世界に深草アキ唯一人である。彼の略歴、これまでの仕事については下記のHPに詳しい。
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深草アキのCDのすべての曲が1〜2分聴け、9つの曲は1曲まるまる聴ける。タイトルの後に(1曲)となっている曲。
因みに曲が聴けるのは「ディスコグラフィー」のページ。
70年代に日本初の本格プログレッシブバンド「Far East Family Band」にベ―シストとして参加、その後偶然秦琴と出会い秦琴奏者としてのキャリアを開始、NHK大河ドラマ「武田信玄」のタイトルバック演奏をはじめ「蔵」「春登」「櫂」の宮尾登美子三部作の音楽を担当、そして坂東玉三郎公演 泉鏡花原作「海神別荘」の音楽を担当、最近はコンサ―ト活動も続けながらここ何年か沖縄の古楽器復刻にたずさわっている。
また、「秦琴」についても同HPを見て欲しい。
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中国の民族楽器「秦琴」は、もう北方では造る職人はもとより、弾き手もすでにいなくなってしまったとのことです。
南方では現在もまだ演奏されているようで、タイやヴェトナムにもこれとよく似た楽器があることから、元来南方系の楽器だったのかもしれません。
三味線と同じ三弦ですが、胴はすべて木でできており、棹にはフレットがあります。
私は桐の胴のものを使っており、撥は使わずに自分の爪で弾いています。トラディショナルな曲や奏法ではなくマイクで音を拾い、それに様々なエフェクターを使って、現代的な味付けを加えて演奏しており、自分なりの音の世界を作ることができたら、と思っています。
この世は音で満ちています。街の騒音、秋鳴く虫の声、花が咲くときの音、鳥のさえずり、子供の遊び声、心臓の音、枯葉の落ちる音… そのような音に混じって、ひょっとしたらこの世の音以外の音が鳴っている事があるかも知れませんよ。よく耳を澄ませて聞いてみてください。(深草アキ談)
深草アキは現在CD11枚DVD1枚をだしている。詳しくは深草アキHPで。
いま、彼の出会った秦琴を複製して、東京(飯田橋)、愛知(蟹江町)、岐阜(多治見市)で秦琴の教室(深草アキ秦琴教坊)を開いている。生徒数は20人強。「沙羅の糸」「星の大地」「月の砂漠」「陽関三畳」「山百合一輪河に流せば」などを修練。
秦琴をやってみませんか。お金はさほどかかりません。
詳しいことが知りたい方はわたし(hoshi)宛にメッセージをください。
この欄の編集・文責=深草アキ秦琴教坊事務局長 野崎保志