ほとんどのラッパーたちがいくつかの既存のスタイルに固執しているのに対し、オルタナティヴ・ラップ/ヒップ・ホップに分類されるアーティストたちは、常に大胆で新しい方向性を打ち出している。
アレステッド・デベロップメント、ジャングル・ブラザーズ、ア・トライブ・コールド・クエストといったグループは、ファンク/ジャズ/レゲエ/ソウル/フォーク/ポップ……などなど、興味をそそられるあらゆるスタイルから自由に、サウンドやビートのサンプリングを行っている。例えばデ・ラ・ソウルのデビュー・アルバム『スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング』(プロデュースはプリンス・ポール)は、他のアーティストたちの発想をガラリと変えるきっかけとなった。――それほどに音楽ジャンルの垣根を超えた革新的な作品だったのだ。以降サンプリングは解禁となり、この手の音楽は劇的な増大を見せた。
また、ほとんどのオルタナティヴ・ラップのグループは、都会生活の不公平や虚構といった題材を基本として韻を踏んでいるが、そこに哲学的/社会的なテーマを盛り込むことで、歌詞に大きな広がりをつくろうとしているのも特色だ。
(LISTEN JAPAN文章参照)
ギャングスタでも新しくも古くもない形。
今憧れている形です。
オルタナ好きの方色々研究しませう!
トピックはご自由にどうぞ。^^