- 詳細 2023年4月6日 10:42更新
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小説家の井沢元彦による日本史関連書籍。ノンフィクション。
小学館発行の『週刊ポスト』誌平成4年（1992年）1月1日号から連載されている。
日本の歴史を創るのは「言霊、和、怨霊、穢れ」への無意識の信仰に基づく非論理的な日本人の行動と分析し、史料絶対主義を排し、その書かれた、書かれなかった背景をも深く考察すべきこと、「時代で常識とされていたことは記録されなかった｣こと及び通史的考察の重要性を強調し、シリーズ全体を貫くテーマとしている。
(ウィキペディア→http://ja.wiki pedia.o rg/wiki /%E9%80 %86%E8% AA%AC%E 3%81%AE %E6%97% A5%E6%9 C%AC%E5 %8F%B2)
『逆説の日本史』シリーズを読んだことある人、
同作品をバイブルとする人、
日本史好きな人、
今の日本史学会に不満のある人・批判的な人、
新説が好きな人、
井沢教徒な人、集まれ〜♪
トピ立て、ご自由にど〜ぞ☆
【第一巻】〜古代黎明編 - 封印された｢倭｣の謎
序論 日本の歴史学の三大欠陥
第一章 古代日本列島人編
第二章 大国主命編
第三章 卑弥呼編
第四章 神功皇后編
第五章 天皇陵と朝鮮半島編
【第二巻】〜古代怨霊編 - 聖徳太子の称号の謎
第一章 聖徳太子編
第二章 天智天皇編
第三章 天武天皇と持統女帝編
第四章 平城京と奈良の大仏編
【第三巻】〜古代言霊編 - 平安建都と万葉集の謎
第一章 道鏡と称徳女帝編
第二章 桓武天皇と平安京編
第三章 『万葉集』と言霊編
【第四巻】〜中世鳴動編 - ケガレ思想と差別の謎
第一章 『古今和歌集』と六歌仙編
第二章 良房と天皇家編
第三章 『源氏物語』と菅原道真編
第四章 「反逆者」平将門編
第五章 院政と崇徳上皇編
第六章 武士はなぜ生まれたのか編
第七章 平清盛と平氏政権編
【第五巻】〜中世動乱編 - 源氏勝利の奇蹟の謎
第一章 源頼朝と北条一族編
第二章 源義経と奥州藤原氏編
第三章 執権北条一族の陰謀編
第四章 悲劇の将軍たち編
第五章 北条泰時と御成敗式目編
【第六巻】〜中世神風編 - 鎌倉仏教と元寇の謎
第一章 鎌倉以前の仏教編
第二章 浄土門の聖者たち編
第三章 道元と日蓮編
第四章 元寇と日本人編
第五章 後醍醐天皇の野望編
第六章 後醍醐天皇の新政編
【第七巻】〜中世王権編 - 太平記と南北朝の謎
第一章 尊氏対後醍醐編
第二章 『太平記』に関する小論編
第三章 尊氏対直義編
第四章 「日本国王」足利義満の野望編
第五章 「恐怖の魔王」足利義教編
【第八巻】〜中世混沌編 - 室町文化と一揆の謎
第一章 「懶惰の帝王」足利義政編
第二章 日野富子と傀儡政権編
第三章 国一揆と一向一揆編
第四章 室町文化の光と影編
【第九巻】〜戦国野望編 - 鉄砲伝来と倭寇の謎
第一章 琉球王国の興亡編
第二章 海と倭寇の歴史編
第三章 戦国、この非日本的な時代編
第四章 武田信玄の限界編
第五章 織田信長の野望編
【第十巻】〜戦国覇王編 - 天下布武と信長の謎
第一章 織田信長の変革編
第二章 信長VS宗教勢力の大血戦編
第三章 新しき権力の構築編
第四章 本能寺の変―神への道への挫折編
【第十一巻】〜戦国乱世編 - 朝鮮出兵と秀吉の謎
第一章 豊臣秀吉、その虚像と実像編
第二章 秀吉、天下乗っ取りの大戦略１ 織田つぶしの権謀術数編
第三章 秀吉、天下乗っ取りの大戦略２ 対決、徳川家康編
第四章 秀吉の天下統一経営１ 豊臣の平和編
第五章 秀吉の天下統一経営２ 太閤の外征編
【第十二巻】〜近世暁光編 - 天下泰平と家康の謎
第一章 徳川幕府の成立１ 序章としての関ヶ原編
第二章 徳川幕府の成立２ 泰平への長い道編
第三章 徳川幕府の成立３ 天下泰平の構築編
【第十三巻】〜近世展開編 - 江戸文化と鎖国の謎
第一章 徳川幕府の展開（１）鎖国とキリシタン禁制編
第二章 徳川幕府の展開（２）大名改易と浪人対策編
第三章 戦国文化の江戸的変遷（１）茶の湯の変質編
第四章 戦国文化の江戸的変遷（２）演劇の変質編
第五章 戦国文化の江戸的変遷（３）儒学の日本的変容編
第六章 武断政治から文治政治への展開 古兵と遅れてきた青年たち編
【第十四巻】〜近世爛熟編 - 文治政治と忠臣蔵の謎
第一章 徳川幕閣の展開と改革１ 六代将軍家宣の新政編
第二章 徳川幕閣の展開と改革２ 八代将軍吉宗の支配編
第三章 徳川幕閣の展開と改革３ 将軍吉宗ＶＳ尾張宗春編
第四章 徳川幕閣の展開と改革４ 田沼意次ＶＳ松平定信編
【第十五巻】〜近世改革編 - 官僚政治と吉宗の謎
以上、小学館文庫より出版。
※ 筆者について
井沢元彦
作家・1954年愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。
ＴＢＳ報道局記者時代の80年『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞受賞。
以後作家活動に専念。
著書『逆説の日本史』シリーズ他多数。
