【正式名称】
Association Sportive de Monaco Football Club
【創立】
1919年
【オフィシャルHP】
http://
【スタジアム】
ルイ2世スタジアム
【収容人数】
18524人
国家の枠を超えてフランスリーグのリーグ・アンに所属している。1953年に1部昇格を果たして以来、レーニエ大公(当時)の打ち出した企業への税制優遇措置に乗る形で優秀な外国人選手を大量に加入させフランスリーグでも有数の強豪へとのし上がる。しかし放漫経営がたたり巨額の負債を抱え込み、好成績を収めながら2003-2004シーズン開始以前には2部リーグへの強制降格を言い渡されるほど厳しい経営状況に追い込まれた(この時は各方面からの援助もあってか降格措置は免れる)。しかしこの2003-2004シーズンにはデシャン監督の下、チャンピオンズリーグ決勝まで進出し、準優勝を果たした。
2003-2004シーズン終了後にはチームを支え続けてきた主力(ジュリ、モリエンテス、プルソなど)が他クラブへと移籍し、新たに加入させた新戦力がなかなかチーム戦術に馴染まなかったせいもあってか徐々にチームパフォーマンスが下降。2005-2006シーズンはチャンピオンズリーグ本戦出場権を掛けた試合でベティスに苦杯を喫し、その後も上向かないチーム状態の責任を取る形でデシャン監督がシーズン途中に辞任。後任のグイドリン監督も結果を残せず、僅か8ヶ月の在任に終わる。現在、近年好調なスタッド・レンヌの監督、ラズロ・ボロニーを後任に迎え来シーズンの復活に向けて動き出している。
コートダジュール地方にホームを構えるクラブ同士としてOGCニースとの「コートダジュール・ダービー」があるが、小国で観光立国でもあるモナコにはサッカーに対する熱心なファンが少ないため、モナコホームで開催するダービーであってもニースの熱狂的なサポーターに占拠される奇妙な光景を目にすることが出来る(wikipedia)。