アントン・ブルックナー(Anton Bruckner 1824-1896 オーストリア)の交響曲の中でも、特に第7番が好きだという人が集まるコミュニティです。
交響曲第7番ホ長調は、ブルックナーの交響曲の中でも最も人気が高い曲のひとつです。曲想が親しみやすく、優美な旋律に満ちあふれていたりで、第4番『ロマンティック』と並んで、ブルックナー入門に最適の作品です。演奏回数、録音CDともに多いようです。またブルックナーの作品では初めて4本のワグナーチューバが使用され、以降の交響曲の編成に必ず加えられました。
第7番は第6番の完成後、直ちに1881年9月末から着手され、2年後の1883年9月に完成。ブルックナー自身による改訂は全く行われていない作品の1つですが、1884年末の初演にあたって彼は周囲の人々の意見に振り回されました(他の作品に比べれば少ないものですが)。
最大の問題点である第2楽章クライマックス部分での打楽器追加(シンバル、トライアングル、ティンパニ)に関しては、ハース版は打楽器なし、ノヴァーク版は打楽器ありとなっています。この箇所について、自筆譜にある「Nicht gilt(無効)」の書き込みの有効性をめぐって議論の分かれるところです。現代の演奏では、どちらを採るかは指揮者によるところが大きく、ハース版であっても打楽器を採用している指揮者もいるようです。その他の箇所については、両版とも殆ど違いはありません。
この第7番からブルックナーの「後期3大交響曲」が始まります。この曲の初演が大成功を収めたことにより、ブルックナーは生きている間に交響曲作曲家としての本格的な名声を得ることができたのでした。
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