- 詳細 2012年8月21日 02:03更新
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「熔岩（溶岩）樹型」が好きな方・興味ある方なら自由に参加できるコミュニティです。
「熔岩樹型」とは、火山活動で流れ出した熔岩（溶岩）と樹木が遭遇し、やがて樹木が消滅しすることでできる樹木鋳型の空洞を言います。
熔岩流の上や脇にできると観察でき、樹木＝鋳型が大きければ入洞することも可能です。
日本では、富士山、浅間山、伊豆大島、三宅島、八丈島などの熔岩の中に見られます。
国の天然記念物になっているものもあります。富士山で５件（印野胎内、雁の穴樹型群、吉田胎内樹型群、船津胎内樹型群、鳴沢溶岩樹型群）、浅間山で１件の熔岩樹型群です。指定された樹型の多くは入洞することができます。
樹木と火山活動が出会えば樹型は形成可能ですので海外にもあります。熔岩樹型というの名前はハワイのLava Tree Moldを翻訳して出来たもの。韓国チェジュ島には管状樹型が展示してありましたし、直径が2mの樹型も観察できます。しかし、人が入洞できるものの報告はあまりありません。
熔岩樹型の種類は様々な分類法がありますが、鋳型としては、立ち木（地中に根がある）でできているか、倒木でできているかになります。また、熔岩流中に存在するのではなく、熔岩流中から独立した樹型（管状、カプセル状）もあります。
胎内樹型というのは、多くの樹型内部の熔岩がザラザラしているのに対し、ザラザラな熔岩がある条件の中で再度ドロドロの熔岩に熔け直し（再熔融）した特殊形状（鍾乳状、アバラ骨状など）が観られるものを言う。これらの状態を人体内部にまた子宮内部に例え、富士山信仰の巡礼霊場として、再誕生を体験したり安産祈願の場となっている。多くは、倒された多数の樹木が熔岩流の中でぶつかり樹木鋳型が連結した複合樹型になっている。
ほかにも熔岩樹型の<Key Words>あるかな？
熔岩流と樹型群●青木ヶ原／ジラゴンノ／剣丸尾／雁ノ穴／桧丸尾檜丸尾／鷹丸尾／柏原かしわっぱら／御庭奥庭／丸山／ハワイ島／マウナケア／済州島チェジュ島
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