セカイ系とは
「世界」(セカイ)を一人称の主人公である「ボク」と二人称となるヒロインあるいはパートナーの「キミ(彼女)」を中心とした主人公周辺しか描写しないという設定の元、主人公周辺の登場人物の個人的行為や精神的資質・対人関係・内面的葛藤等がそのまま「世界」の姿を左右していくという形でストーリーが進行していく作品スタイルのこと。
個人的な小さな状況とハルマゲドン(世界の破滅)等の大状況とが「社会」「世間」「国家」という中状況を介在されずに直結されている点からも、想像界(現実の経験・リアルな交渉・葛藤を経ない感情やイメージや観念に属する領域)と現実界(直接的には現れず「不安」や突然の「破局」として現れる不気味なリアリティ)が直結され、媒介すべき象徴界(具体的な社会や組織、安定した意味や位置づけの秩序、社会的な身分やそれに確固とした場所を持つ活動などの領域)がスキップされていることが読み取れる。つまり、「世界」は主人公周辺の少数の登場人物だけで構成されており、その外部にあるものは全て排除すべき敵であるか、あるいはなかったことになる。
wikipediaより引用。
セカイ系と呼ばれる作品の主な列挙
小説
上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』
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西尾維新『戯言シリーズ』『きみとぼくの壊れた世界』
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秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』
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谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』
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藤原祐 『レジンキャストミルク』
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漫画
高橋しん『最終兵器彼女』
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鬼頭莫宏『なるたる』『ぼくらの』
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冬目景『羊のうた』『ZERO』
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木城ゆきと『銃夢』
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岡本倫『エルフェンリート』
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映像
庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン』
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GAINAX『FLCL/フリクリ』
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新房昭之『The Soul Taker〜魂狩〜』
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新海誠『秒速5センチメートル』『ほしのこえ』
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京田知己『交響詩篇エウレカセブン』
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幾原邦彦『少女革命ウテナ』
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出渕裕『ラーゼフォン』
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赤根和樹『ノエイン もうひとりの君へ』
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ゲーム
『ライブ・ア・ライブ』
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『終ノ空』
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『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
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『ヴァルキリープロファイル』
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評論家
笠井潔
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東浩紀
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音楽
BUMP OF CHICKEN
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レミオロメン
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the pillows
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サキノハカ
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lost in time
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THE BACK HORN
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※注意事項※
祝2000人突破。この一言に尽きます。
あれもこれもそれもどれも2000人突破も皆様のおかげ◎
人間が2000人いれば、そこには2000通りのセカイのカタチ。
別にセカイ系が「良い」とか「悪い」とか「正しい」とか「違う」なんて議論をするつもりはありませんので。
いろんなセカイ観を共有できればいいんでないかと。
「○○が嫌い」ではなく「○○が好き」という意見を軸にしてお願いします。
荒らしはスルーが基本で。言い負かそうとか考えないで。コメントした時点で、あなたは既に負けてます。
いらいらしてる時もあります、人間だもの。寛大な心で放置してあげてください。
アンチセカイ系コミュもありますんで、批判したい方はそちらで盛大に騒いでください。
ここは肯定するためのコミュです。
分類・列挙は何か根拠があって言ってる訳じゃないんで、カンタンに塗り替えたり手のひら返したりがあります。
「セカイ系」のコミュがないんで作ってみただけですんで。
注意らしきことも。
トピは好きに作って頂いて結構ですし、乱立がどうだとかも細かく言うつもりもありません。
但し。コミュの性質上、身内イベントの告知・自分の作品の公開、紹介等は基本的には「無し」の方向で。
他人の評価が欲しければ然るべき所に応募するのが良いと思います。それが怖いなら身内の方にでも読んでもらってください。ミクシ内の評価が欲しければわざわざ誘導しなくても足跡つけてれば誰かが見に来るでしょうし、そこで読んでもらえるようなプロフなりを書いて、それが琴線に反応する作品であればきっと一言返してくれるでしょう。
セカイ系に振り込め詐欺的要素は似合いません。
最後に。書いとかないと「書いてないし」って言い出す人がいる悲しい世の中なのでいちおう書きますが。個人攻撃や宗教の勧誘、業者の営業斡旋等も遠慮してください。また「正しい」「間違ってる」を議論する場ではありません。