New World Translation of Holy Scriptures ものみの塔聖書冊子協会の発行する聖書翻訳。英語版以外は、基本的に英語からの重訳。
2013年10月12日 更新======================
2013年8月に、抜本的な改訂を施した、2013年版英語新世界訳がネット上で公開されました。
これによって、ものみの塔の教理と不可分の、ネフェシュ・ハデスを一対一で「魂」と訳すことが廃止され、そのほかにもヘブライ語・ギリシャ語原文が読めないと意味がわからない硬直した直訳はなくなりました。
したがって、このMIXI内のコミュで指摘しているおかしな箇所の多くは、現代の翻訳技法からいっても健全な訳出に直されました。
順次、日本語も含め、ほかの言語の版も、改訂版がでるのでしょう。
そうすると、このコミュの存在意義も変わってきます。
英語の2013年改訂版は、実質的に、New International Version とあまり変わらない見掛けの、現代英語のイディオマティックな表現方法の訳文に一新されています。
もはや、エホバの証人独特の言い回しは、かなり少なくなりました。
<2011年3月23日追加>==============
新世界訳は、さらに多くの言語で、テキスト情報として閲覧、また、朗読のMP3データとしてダウンロードができるようになっています。
テクストのネット上での閲覧: g は 現代ギリシャ語; 原典コイネーギリシャ語や、セプトゥアギンタ訳と比較するのに便利。"languages" をクリックして、ほかの言語へジャンプできます。
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音声データのダウンロード:
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<2010年8月2日追加>========================
日本語・英語など主要な言語の新世界訳は、ネット上でテキストとして閲覧できます。また、中国語(北京語)の訳はテキストデータはありませんが、朗読の音声データがダウンロードできるようになっています。
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<2009年1月14日追加>=======================
擁護派のためには、公開情報として、以下の二つがあります。ここMIXIでは、この二つとは違う取り組み方をしたいと思います。以下の二つの擁護派の記述に全く同調する方は、MIXI内のエホバの証人擁護派のコミュのほうが適切と思われます:--
現役エホバの証人の方による、個人サイト。情報量は豊富ですが、引用されている出典は、ものみの塔の出版物に見えるものの範囲を超えていません:
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同上の個人サイトの管理人さんが、ほとんどの記述の投稿をしていると思われます。
(その他、ウィキペディアの各国語版も、New World Translationと類似の項目は、エホバの証人側の記述になっているものが殆んどです。)
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(初代)管理人は、ものみの塔・エホバの証人によって「聖書研究」の手引きをしてもらったが、最終的にものみの塔の独自の聖書解釈は否定する立場を取るようになった。
☆★(初代)管理人は、ものみの塔の教義には反対派ですが、新世界訳までも全く否定するつもりはありません。ここでは、『新世界訳聖書』の長所・短所、および重訳であるがための翻訳技法上の間違い・不適切な訳語を指摘する場所にしたいと思います。
翻訳技法に関係ない、信仰上の内容の駁論などは、別コミュをご利用ください。
ネット上には、既に英語・日本語・フランス語・ギリシャ語にて、擁護派サイト・反対派サイトが開設されている。擁護派サイトのほとんどは、ものみの塔協会の出版物で発表された弁論の繰り返し、またはその翻訳でしかないものが多いです。
当コミュは、討論の場としてでなく、日本語版新世界訳聖書に対して:
・愛着を持つ良い部分
・疑義を感じる特異な表現
・日本語でヘブライ語/ギリシャ語の流暢な字義訳は可能なのか?
・文法的には可能でも、文脈から、文化的な背景から、不適切と思われる新世界訳の訳文の検討
・他の訳にはない、新世界訳の評価すべき利点
などを掲示する場にしたいと思います。
従って、擁護派・反対派、意見保留派、いずれの立場の方もご参加ください。
意見の発表は自由にして頂き、意見交換は是非活発に行なってほしいですが、個人攻撃・信仰上の内容の反駁は避けてください。
できれば、ヘブライ語・ギリシャ語の、原文の知識を踏まえた上での、意見発表を行なって下されば、客観的な評価をする上で建設的と思います。
キーワード:
ものみの塔、エホバの証人、エホバ、ヤハウェ、聖書翻訳、ヘブライ語、ギリシャ語、アラム語、新世界訳、翻訳理論、BDB, Holladay, Baumgartner, 名尾耕作、Thayer, 織田昭、岩隈直、Eugene Nida, William Chomsky, Gesenius Kautzsch Cowley、動的等価値、Dynamic Equivalence, literal translation, formal translation, thought-to-though translation
☆★トピックは、管理人に相談の上で立てて頂くようお願いします。
★☆コミュトップ画像は、新世界訳聖書の、日本語、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語