洞夏屋さんの小説を皆で愛でる会

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詳細 2007年4月5日 19:48更新: このコミュは「洞夏屋楽文」さんの１次小説を発表し、
感想を述べるコミュです。

※※※外部リンク先です※※※
http://donuts-ya.com/index.htm
第一章完結です。
今後は洞夏屋さんの希望にて外部リンク先での更新になります。
このコミュは人名辞典や戦史や、ファンサイトとして存続させようと思います。

洞夏屋さんよりコミュトップに投稿文を頂きましたので掲載します。
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高校生の時の私は、塩野七生と田中芳樹にかぶれていました。
で、両者を合わせた地中海世界の戦記物を書こうとしたのですが、序盤の完成度たるや真性の駄作で、自分でも嫌になって投了。
なにが足りないのかもわからないまま、ただ挫折感だけが残りました。

あれから10年。
いまの私は、相変わらず塩野七生と田中芳樹にかぶれています。
違うのは、彼らの世界に若干の物足りなさを感じるようになったこと。
そしてやっと気がつきました。
10年前の私に足りなかったのは、この物足りなさだったのだと。
読んだ作品のすべてに満足しきっているうちは、
なにを書いてもその劣化コピーにしかならないのだと。

環地中海を模した架空の世界で、サーガの幕は上がりました。
ずいぶんかかったな、というのが今の偽らざる心境です。
理想のため、信念のため、人々のため。
さまざまな理由で戦う彼らの物語を、
ようやく私は、語る資格をえたのだな、と。

幕が下りるまでには、またこれから、ずいぶんかかると思います。
まだ駆け出しの語り部ですが、どうか末永くお付き合いください。
まずは、このコミュに足を運んでくださった皆様と、
コミュ立ち上げを提案してくださったなで氏に、
心からの感謝を捧げます。