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The Bolshoi

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詳細 2020年4月26日 23:45更新

英国リーズから85年に シングルSOB STORYで デビューしたTrevor Tanner率いる四人組 他のネオサイケと一線を画する 歌い回しは 可笑しくも哀愁感漂う Trevorのギターは NewWaveギターボーカルのテクよりセンスをもっとも如実に 表現している。
解散後TrevorはCeltic soulとゆうケルト風のバンドのギターやRathkeltarというバンドで活動中。
それに併行して2004年に17年ぶりにソロ作三枚組、bullish bellyache&belchを発表し.09年にも二作目Eaten By The Seaを発表、こちらはアマゾンで流通している。

※以下管理人寄稿 80's ROMANCE DISK GUIDEより


【【The Bolshoi】】
 英国リーズから85年にファースト・シングル“Sob Story”で、Situation Twoよりデビューしたギター/ヴォーカルのTrevor Tanner率いる4人組。同年セカンド・シングルの名曲“Happy Boy”とミニ・アルバム“Giants”をリリース。この時期は、まだポジティヴ・パンク影響下のKilling Joke、Bauhausフォロワー的な評価が多かったが、トレヴァーの独特の哀愁とコミカルな歌い回しは後の大化けを予感させるものがあった。このミニ・アルバム“Giants”にシングルの“Sob Storyと、そのB面のカヴァー曲、Jacques Brelの“Port Of Amsterdam”とJimi Hendrixの“Crosstown Traffic”を追加収録したCD “Bigger Giants”は07年に再発され入手可能。86年3月にサード・シングル“A Way”、8月に“Books On The Bonfire”と2枚のシングルを発表後、その2曲を収録した名盤セカンド・アルバム“Friends”を9月にリリース。そして、このアルバムからのシングル“Sunday Morning”をカット、更に87年1月にはヴァージョン違いの“Away II”をリリースし、この年は、まさに才能とバンドのクオリティーが見事に開花し頂点を極めるかのリリース攻勢で、今後が最も期待されるアーティストの評価だったのだが、87年5月にEBMテイストなシングル“Please”、同年9月に如何にも消滅の香り漂う内省的なサード・アルバム“Lindys Party”をリリースした後、解散してしまう。
 解散後トレヴァーは米国に移住し、Celtic Soulというケルト風のバンドを経てRathkeltarというバンドで、ギタリストとして活動、04年に17年ぶりにソロ3枚組のアルバム“Bullish Bellyache & Belch”をEmperor Penguin Recordingsから発表し、現在もRathkeltarとソロを並行し活動している。BolshoiのベストCD“A Way”には解散後からソロに至るまでの期間に作られた2曲も収録されていて、現在も入手可能。因みに現在のトレヴァーは、動画サイトでRathkeltarのギタリストとして、The Cureの“Love Song”を弾く姿を見ることができる。他のメンバーだが、ドラムのJan KalickiとベースのNick Chownは消息不明で、以前オフィシャルでトレヴァーが2人に所在を呼びかけていたこともあった。キーボードのPaul Crarkは、現在もアメリカで細々と個人活動しているようだ。


【A Way(’86)】
 “Friends”収録の3曲のシングルはどれも甲乙つけがたく、“Books On The Bonfire”のThe Missionを思わせるダイナミックな構築美も、“Sunday Morning”のネオアコにも通ずる哀愁メランコリックも素晴らしい。しかし、フロア的にもやはり“A Way”だろう。“Books On The Bonfire”と“Sunday Morning”の良いところを加味し、踊れるシングルにして活動の絶頂期を代表する曲。ヴァージョンは7インチ、12インチのSpecial Mix、アルバム(Live Length)全てヴァージョン違いで、“A Way II”も12インチに2ヴァージョンあるので5種類存在。レーベルが最も力を入れていた時期なのだろう。


【Friends(’86)】
 荒削りな“Giants”も捨てがたいが、ここではやっぱりバンドが頂点を極めた時期の3枚の名曲シングルが収録されている“Friends”で当時のリスナーも異論の無い所だと思う。アルバムとしても、ネオ・サイケ屈指の名盤の一つに数えられ、このアルバムから導入したシンセもダイナミックにバンドを変身させ、哀愁のメロディーと併せ、のびやかに孤高のクオリティーを確立した、正に刹那の瞬間を捉えた見事な作品だ。“Looking For Life To Lose”や“Someone’s Daughter”もシングル曲に劣らぬ名曲。

【A Way Best Of The Bolshoi(’99)】
 Bolshoiのシングル曲は“Sob Story”以外全て収録されているが、“Please”以外はエディット、アルバム曲の選曲も少し微妙で、往年のファンには物足りない印象も否めない。解散後からソロに至るまでの期間に作られたトレヴァー名義の2曲もなぜか収録されているし、現在も入手可能ではあるが、やはりオリジナル・アルバムの“Friends”や“Bigger Giants”の方が入門には適しているはずだ。



★The Bolshoi And Trevor Tanner Discography

Singles
85.3.22 Sob story/port of amsterdam
85.8/30 happy boy/boxes/holiday by the sea
86 3/31 away/razzle dazzle
86 8/18 books on the bonfire/boss/a funny thing/away(live)/billie jean(live)
87 10/20 sunday morning/foxes/m.f.p/family farm/pardon me
87 1/19 awayII/black black black
87 5/18 please/west of London town
87 8/17 t.v.man/strawberries and cream/Im depressed

Albums
85 10/4 giants
86 9/22 friends
87 9/14 lindys party

★Trevor Tanner
2004 bullish bellyache&belch
2009 Eaten By The Sea
http://www.amazon.co.jp/Eaten-Sea-Trevor-Tanner/dp/B0015RZAV6

Trevor Tanner
http://www.emperorpenguinrecordings/com

official
http://www.thebolshoi.co.uk/
関連語句
neo psychedelic.80s.new wave.beggers banquet.ボルショイ.バレエ

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2006年4月11日

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カテゴリ
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