柳宗悦、濱田庄司等が提唱、実践した
「用と美」の民芸運動を受け継ぎ、
我が国を代表する陶芸家として世界に活躍する陶芸家。
ふらりと寄ったデパートの作陶展で、北欧のとても素敵な花瓶があるなあ、これ欲しいなあと思ったら氏の作品だった、というのが個人的な出会いです。
略歴:
大正8年10月27日 東京都港区愛宕2丁目30番地に3代続いた組紐師島岡米吉の長男として
生まれる。
昭和13年 初めて日本民藝館を訪れ民芸の美を知る。
昭和14年 東京工業大学窯業科に入学。春、益子に濱田庄司を訪ね卒業後の入門を許される。
昭和37年11月 日本民藝館新作展にて民藝館賞受賞。
昭和39年夏 招かれてカナダ、アメリカを3ヶ月歴訪、各地で個展並びに指導をする。
昭和45年8月 京都国立近代美術館主催現代の陶芸、ヨーロッパと日本展に出品。
昭和55年 栃木県文化功労賞を受賞。
昭和57年 国際交流基金の依頼でカナダ巡回講義、5ヶ所で個展開催。
平成元年 ミュンヘン市立美術館にて個展開催の為渡独。
平成6年5月 平成5年度日本陶磁協会・金賞受賞。
平成8年4月 人間国宝となる。
平成11年4月 勲4等旭日小綬章受章。