ニュージーランドが生んだ不世出の生きた伝説最強のウィンガー、ジョナ・ロムー。彼のことを熱く語りたい人、彼が大好きな人、彼のことを知らなくてこれから知りたい人のためのコミュニティー。
17才の高校生の頃からはるかに群を抜いていたジョナは1994年に史上最年少で対フランス戦でオールブラックスに選ばれる。
1995年のワールド・カップで大爆発して伝説を作り始めてから、テスト・マッチや、スーパー12、2001年の南半球3ヶ国対抗までの数々の映像でジョナの活躍を見せ、彼のウィングとしてのケタちがいのスピード、パワー、タックル・ブレーク、バランスを見せて、まさに生きる伝説となった。
身長190cm超、体重100kg超の堂々たる体躯で100mを10秒台で疾走する。最強というしかない。
しかしそんな伝説の男も病気には勝てなかった。彼は肝臓に多大なダメージ受けてしまった。そして長い闘病生活を経て昨年7月に腎臓移植を受け、リハビリに励んで戦列復帰の第一歩を古巣であるノース・ハーバーにしるすことにした。ノース・ハーバーはNPCの1部リーグに属し、12年前に彼が最初のオファーをもらったチーム。
29歳のロムー選手は、これを足がかりに、スーパー12でのハリケーンズ再登録を経て、再びオールブラックスのジャージを身にまとい2007年のワールド・カップで戦うことを目標に、不屈の闘志を燃やしている。
果たしてもう一度ロムーのハカを見ることができるだろうか。